いよいよ、明日!
高岡入りが迫った
和泉元彌です。


大伴家持公を演じさせていただくのは、
今回が2回目。


前回は、一昨年の朗読劇でした。


歌の世界に魅せられ
恐れ多くも家持公と自分を少しずつ重ね合わせ
歌が生まれた瞬間を少しでも感じながら
生涯を生かさせてもらいました。


そんな前作でもご一緒したのが
本多真弓さん。


奈良時代のこと、万葉の歌のこと
分からないことがたくさんある中で
世界を共有し
一つの家持夫婦像を作り上げた
戦友です。


今回は又、全く違う関係性で
同じ舞台に立ちますが、
実は三役!演じられてます。


女優さんだから当然ですが、
空気が変わるんですよね。
三役の中には、
声とシルエットだけというのもあるのですが…
それぞれ、立場、位が違う女性を
明確に演じていらっしゃいます。


前回も思ったのですが、
演出の方の一言でガラッと変えてくる。
行きすぎたら戻す。
潔い演じっぷり!なのです。

結果、
前回は、とても可愛らしい女性から
大人の女性への変貌が。

今回の三役で僕が好きなのは、
孝謙天皇。


屈託がないのに、どこか高圧的で
声には透明感があるのに、含みを持った台詞。


そう!クリアな音を出すのに落ち着いていて、
憂いを帯びた目がアンバランスで
魅力的な女優さんです。


僕も2年経って、
成長した姿が見せられて入れば良いのですが…。


前回の奥さん役がいる稽古場…
なんだか…
浮気をしているような感覚で始まりましたが(笑)


稽古の時間というのはとても大切で、貴重で
今、本多さんは、みずちでしかありません。


舞台上では、複雑な関係ですが…
本当は仲良くやってます。


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舞台「大伴家持 剣に歌に夢が翔ぶ」詳細は