大伴家持は越中に行って、
ググン!っと、歌が上達したと言われています。

生まれ育った京都を離れ、
自然豊かな越中で目にしたもの、心に感じた事が
歌を成長させたことは確かでしょうが…

実は、大伴池主の存在も大きかったようです。

歌の師…いや、歌の友として
若い家持に刺激を与え、歌のやり取りの中で
心を通わせたのだと想像できます。


そんな想像をしてしまうから、
僕にとって池主という存在は大切です。




世間では最近、
塩顔男子…というものが流行るそうな。

以前は、
醤油顔、ソース顔
なんて言って、顔の濃さが表現されていたような。

今回初めて、
石油顔!という言葉を聞きました。
大伴池主を演じる新藤栄作さんは
ご自身をこう言われます。笑。


顔以上に演技が濃い。
情が垂れ流されている!

優しい時も、楽しい時も、厳しい時も、怒れる時も
全身全霊で感情を伝えてくださる。

先輩俳優なのに
心から友と思わせていただける。
実際の家持と池主との関係に近い!
と思えてしまうのです。

魅力的な池主をありがとうございます。



喫煙所での影のムードメーカーは、
確実に進藤さんです‼︎
中学生男子…高校生男子のようです。ようです。

不思議な魅力があります。
実直、真面目が伝わってくるのに
変な香りを漂わせる。

役者さんって面白いなぁ…と思います。


兎に角、圧がすごいんです。
だからこそ、
家持と心が通い合った関係も見えてくる。
烈しい家持を
しっかりと受け止めてくれたんですもん!

同じ道を歩めたら、こんなに楽しく心強い同志はいなかったでしょう。

人は出会って成長し、
また、別れて成長する。

裏表のない池主の情熱を
しっかりと見届けて頂きたい!


そうか!
火のように烈しい家持…
石油顔の池主…
燃え上がるはずだわ‼︎


あ、池主が石油顔なのではなく
進藤さんが石油顔なんだった。



新藤栄作さん!
最後まで熱く、濃く
お付き合いください。

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