今日から改めて
大伴家持公生誕1300年記念
「剣に歌に夢が翔ぶ」
の稽古が本格的に始まりました。

一幕一場から
丁寧に作っていく稽古。



妻の大伴坂上大嬢にとよた真帆さん
義母の大伴坂上郎女に池上季実子さん

宿敵 藤原仲麻呂に川野太郎さん

家持がオヤジと呼ぶ橘諸兄(モロエ)に大橋吾郎さん
その息子 武闘派の橘奈良麻呂に小笠原健さん

越中での歌の友 大伴池主に新藤栄作さん

直属の部下にして後々…な みずちに本多真弓さん
同じく蓮を演じるのは高岡出身の古村勇人さん


実力派揃いの今回のカンパニー…そんな中で僕は
初日から全力投球してきましたが、
中々ハード!



2年前朗読劇で取り組んだ時の家持公が
自分に近い部分が多かったのかなぁ…。


そうは言っても
今回も素敵な家持公なのです!
素敵だからこそ、思い込みが深くなり
自分でハードルを上げてしまう。笑。
更に、
以前よりもふり幅が広い‼︎
描いている年齢は(少しですが)狭いはずなのに…。

人々が想像する完成された大伴家持像とは違う部分…
政治家としての側面をメインにしていくからか?



歌を通しての成長を描くだけではない今回は、
色んな姿に出会います。
刺激的です。



強かったり、弱かったり、
尖ってたり、甘えたり、
烈しかったり、落ち込んだり…
ツンだったり、デレだったり?



兎に角、人間は一面で出来上がっていない!という事
同じ年齢でも場面によって、
さらに成長の過程なんか当たり前に‼︎


人の間で、時代の中で
歌の道で、政治の世界で
変化し、成長していく…
みんなの知っている大伴家持公になっていく⁉︎

その過程が面白い。



魅力的な俳優陣演じる超魅力的に登場人物の中で
家持公も元彌も日々変化し、
成長していこうと思うのであります!


一番の頼りは、演出の大杉さん‼︎
演出家さんの一言で…いや、細やかな二言三言で
目の前で描き出されるキャラや場面が変わる
当然なのですが演者皆さん
即座に汲み取って変わる!
そんなものづくりの場は、とても楽しいです!

ぼく自身は、まだまだ…
自分のイメージ通りにできなかったり
出せなかったり…
まだまだこれから作り上げていくところですが、
演出家さんとイメージが一致した
気持ちの良い瞬間もあり…。

些細なことに喜びを感じながら頑張ってます。

今日はまだまだ人として完成されていない
甘えんぼ期、成長期、反抗期?
そんな場だったのですが、
実際は43歳ですからねぇ…どう映るのかのバランスも気になるところでしたが、
良い具合に幼くも見えているようで…。

まったり〜、
ふらふら〜、
いらいら〜、

な所で
「足を投げ出して座る」という演出家さんの一言が
家でイメージした姿と一致して
たったこんな一つでも
大杉さんが見ている世界に、
そこに生きる家持に少し
近づいた気がしたり。



コツコツやっていきます。




今回、15年ぶりの共演!
川野太郎さん。
15年ぶりなのに相変わらずの爽やか美形男子‼︎
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あ!素敵な笑顔で映り込むのは、
「橘のオヤジ」!10月の稽古ですでに本を離していた
大橋さん。声も間も素敵な俳優さんです。


改めてもう一枚!
パシャ。
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あ!今度は、今公演プロデューサーの布施さん‼︎
この可愛い色のコート💕布施さんのだったんですね。
どんな時でも「ウワッハッハッ」と笑って受け止める
顔に似合わぬ豪快さんです。