昨夜は、
マスク二枚重ね
寝巻き二枚重ね
暖房に加湿器
という…久々の備えで就寝。

お陰で、喉に不調をきたすことなく
今日の舞台も無事に終えました。


今日は、北見柏陽高等学校と佐呂間高等学校
合同の芸術鑑賞会でした。

外気の寒さとは裏腹に
会場は温かい笑い声が溢れていました。

いや!本当に反応の良い子達で…
感性が豊かな子が育つ土地なのだなぁ…と思いました。

ワークショップでも
突然、狂言の声を出すことに照れがあるのか?
実際、狂言の独特な発声に面白みを感じるのか?
声とともに笑いも起きていましたが、
回を重ねる毎に、集中し、
最後の一回のすんばらしいこと!


インターネットでなんでも調べられる時代だからこそ
体験、実感を大切にして、
本物を知る人に育って欲しいと思います。


先生もおっしゃっていましたが、
土地柄、多くの芸能に触れる機会はあまりないそうです。

今回が高校時代の思い出とともに
人生の中でも大きな思い出として残してもらえること
更には、きっかけとなり
伝統や芸能、文化に目を向け、
未来に伝えていく大きな役目を果たして貰えたら
こんなに嬉しいことはありません。

キラッキラした生徒さんたちの目と
笑い声に元気を貰い
温かい気持ちで気温差20度の東京に戻りました。


今日はみなさん、素晴らしい態度で
一緒に芸術鑑賞会という時間を作ってくれて
ありがとうございました。


是非!稽古した狂言を
みなさんの中に残しておいて下さい。