今日は、
東日本国際大学附属昌平中学・高等学校
の狂言鑑賞教室でした。

子どもたちを送った後、
上野駅から
特急ひたちに乗り
いわき駅まで。

移動時間を有効に使おうと思いながら、
手にした台本を胸に抱いて
寝落ち…恥ずかしい。

そうでした!僕はもともと
移動時間で睡眠を取るタイプでした。


会場となった
いわき芸術文化交流館は
本当に綺麗で充実した施設でした。
大ホールに作られた仮設舞台で
生徒の皆さんは、終業式を明日に控え
一学期を頑張り抜いてきた体を心地よい椅子に預け
狂言をゆったりと鑑賞してもらいました。

鑑賞者である生徒さんと
演者である我々の間に
先生、エージェント、劇場スタッフetc
多くの皆さんの思いと協力があって
この時間が作られています。

素晴らしい空間が生み出す、
素晴らしい時間、
本物に触れる貴重な時間を
生徒さんも一緒に作ってくれました。

二曲の鑑賞というのはやはり意味があって、
一曲目と二曲目では、反応が変わってきます。
鑑賞の仕方、耳に入る言葉
一回でも多い方が馴染んでくるものです。

生徒さんからの笑い声も舞台に返ってきます。
言葉の意味だけでなく、
声の色…表情をしっかりと受け取って
笑い楽しんでくれている生徒さんたちに
素直な心を見た気がしました。

今回は中、高校生の合同鑑賞でしたが
他学年合同の鑑賞では、
ワークショップの時に先輩の姿、声を自分と比べて
感じることも多いと思います。

生徒さんが一生懸命に大きな声を出してくれると、
一瞬、空間が明るくなるんですよ!ホント‼︎

人の持っている力は、
そんな簡単なことでも伝えることができるんです。
感じることができるんです。

生の舞台だからこそ感じられる事。
素直な心で
しっかりと受け取っていただけましたでしょうか?
「さらばさらば」使ってくださいね。

終演後、中高校長先生とお話をしましたが、
心の教育という面でも大変共感してくださり、
嬉しく、会館を後にしました。


生徒の皆さん!
また是非、狂言をみてください。
そして、日本の伝統、芸能、芸術に
興味を持つきっかけにしてくれたら
嬉しいです。


そして、劇場スタッフの皆さん
素敵なホールで
心地よく舞台をつとめることができました。
お世話になりました。


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