は縁起が良い。

は二度とない!


全国に先駆け
宇都宮で初上演‼︎


新作シェイクスピア狂言(第5作目)
「テンペスト」試演。


先代 和泉流十九世宗家 和泉元秀が
和泉流の現行曲254曲を歴史上初めて完演した後
「日本の狂言を 世界の狂言に」と
取り組んだのが
世界四大喜劇の狂言翻訳・上演。


その始まりが
英国のウィリアム・シェイクスピア。
そう、シェイクスピア劇です。


これまで
「じゃじゃ馬馴らし」
「夏の夜の夢」
「十二夜」「イエローラブ(十二夜英語版)」
そして、遺作となった
「ハムレット」

今回の5作目は、
私、和泉元彌が狂言作・演出・監修を務めます。
あ!出演もいたします。


シェイクスピア最後の作品ともいわれる
「テンペスト」
狂言の様式にあてはめ
狂言らしくも
シェイクスピアのセンスが香り
それぞれが良い形で「ごりっ」と
存在感を発揮するような
作品作りを心がけました。

600年受け継がれてきた狂言。
400年残ってきたシェイクスピア。
あまりに強敵!いや、心強い‼︎

伝統曲を演じる時の安心感はそこにはなく、
伝統曲を演じる時とはまた違った緊張感が
上演を1週間後に控えた僕の心を占めています。


父の作った新作シェイクスピア狂言は
1991年の初演から既に
26年が経っています。
演じられ続けている新作狂言です。
私も1回、2回の上演で消えていくような作品作りはしていないつもりです。
ただ、
人様の前で演じるのは7月7日が正真正銘の初めて!
お客様にどう伝わり、
どう受け取られ、
どう認められるのか…
終演後に答えは出ます。
そこから更に、磨かれることもあるでしょう
新作だからこそ
ここから始まり、
成長していくことも多いにあります。


7月7日(金)
うつのみや狂言の会の番組は
伝統的な「棒縛」
和泉元秀 狂言作「夏の夜の夢」
新作シェイクスピア狂言「テンペスト」


600年の長い間演じられ続けてきた
「棒縛」
現代に生まれ世代を超えて演じられる新作
「夏の夜の夢」
そして、数百年後まで残るか⁈今生まれる伝統 
新作シェイクスピア狂言「テンペスト」


この番組、この流れ
確かに「何か」を感じていただける1日になるはずです。


イジメのような番組を自ら組んだ私、和泉元彌
和泉流宗家総出演の公演を
是非!ご覧下さい。