来週金曜日は
7月7日 七夕です。

僕にとっては、
新作シェイクスピア狂言「テンペスト」の
初上演の日。

全国に先駆けて
宇都宮で試演!

初物めでたい‼︎

作るからには残るものを!と思って
稽古、ブラッシュアップ中です。
だから

伝統的な狂言は
600年前の日本人が見ていたものを
今!自分たちが見ている。
という時の流れを感じます。

新作狂言は
これが第一歩!
これから先、
何百年後の人々が見るかもしれない始まり。


考えると、緊張しますね。
ドキドキです。
中々、ワクワクまでいかない。


そんな今日は、
会場となる
栃木県立総合文化センターへ打ち合わせ。


魅力的な舞台、十分な設備。
ブラックボックスと言われる
レイアウトのバリエーションが豊富な劇場ですが
今回はオーソドックスに…とはいえ、
能楽堂とは随分、違う雰囲気で
お楽しみ頂けると思います。



その後、打ち合わせを済ませて
一路東京へ!



東京に着いたらすぐに紋付に着替え、
サードクター・中松のお祝いに。



中松総研設立60周年
サードクター・中松卒寿大祝賀会

改めて、ドクター・中松氏のキャリアを
講演を通して伺いましたが、
とんでもない頭脳とキャリアの持ち主!

それでいてあのユーモアセンス。
本当に賢い人の姿を見せられる数少ない方ですね。

やはり、
一歩も二歩も先へ行く
凡人とはひと味もふた味も違う回転があればこそ
大事と小事を明確に分け
絶妙のバランス感覚で
私たちの前を歩んでいかれます。


一見、
変わったおじさま、不思議なおじさま
と捉える方もいるかもしれない⁉︎
でもそれは、
うわべだけを見ている人が陥りがちな所

天才ゆえの自信と確信があって
あのゆとり、遊びが持てるのだと
納得しました。


そんな方に
勿体無いご紹介をしていただき
この世で一回限りの
祝言小謡を披露してまいりました。



そして、21時をゆうに回った時間からの稽古…



いや〜、今日も長い一日でした。



最近、時間が欲しい!
眠気はいらない‼︎
と思うことが多い…。



しばらくの間、戦います。



必ずくる安堵と休息の時まで。