引きこもりで卑屈な乙姫⁉️
という、なんとも理解しがたいお姫様…。

それをちゃんと舞台の上に登場させてくれた
上原多香子さん!


これはね
何をやってもプリンセスオーラをまとった
上原さんならではなんだと思うのです。
きっと。

決しておしとやかなだけじゃないのに、
可愛らしくて側にいたくなるお姫様を演じられるのは
上原さんしか居ないのです。
たぶん。



僕は絡まないので
そのプリンセスオーラに触れることは
ほとんど無いのですが…
舞台袖や楽屋から舞台に向かう階段などですれ違う時
乙姫なのです。そう!姫なのです。



素顔はどうか存じ上げませんが…。



太郎と乙姫が
一目で恋に落ちるのも
納得なのです。
この説得力がこの物語には
必要不可欠!

でもそれは、外見の美しさだけではなく
その人の持ってる空気感や心根だと思うのです。

舞台ってね、作り物で
デコレーションが施されてはいるのだけれど
生だから隠せないものがあるんです。
個性や人間としての生感を消してこそ
俳優なのかもしれませんが、
消そうと思っても消せない、
隠そうと思っても隠せないものがあるのです。


先代宗家(実父・和泉元秀)と親交の深かった
落語家で初の人間国宝の
柳家小さんは、
結局は人間性(人柄)だと…
「悪い奴は悪く、
ずるい奴はずるく、
卑しい奴は卑しく
芸に出る。
だから人は、
清廉潔白でなければならない。」
と話してくださいました。



そう!
上原さんはこれを持ってる‼︎
と思うのです。


SPEEDとしてブラウン管で初めて見た…ブラウン管!
テレビで初めて見た時にも思いましたが、
それから年を経て、
魅力が増した中、こんな姿を見せてくれるなんて…
おじさん嬉しいよ。

あ!実は、紅白歌合戦の司会をした時、
放送後の打ち上げでお会いしてるんですよね。
覚えてないと思って、まだ話してないけど…。



さあ!今日も
歌って踊れて美しい!
だけじゃなく
笑って、はじけて、沈んで、はしゃいで
どれも可愛らしい…乙姫

我々の絶対的プリンセス

宜しくお願いします‼️