意外に複雑な戦国時代。
敵と味方が入り乱れ、
相関図を理解するのに時間がかかったり
知らないと楽しめなかったり…

いやいや!
劇団若獅子の描く戦国時代
真田幸村の生きた時代

最晩年の幸村。
豊臣の最期。
全く予備知識がなくても
そのドラマが楽しめます。

今回の作品
驚きの事実に気づいたのです‼️

それはね……



豊臣の最期となる大坂の陣。
ご存知の通り、敵方は徳川!
でもね、徳川陣営が描かれていないのです‼️

当然、殺陣では徳川勢が出てきますが。
唯一、徳川家康の元を訪れた〇〇の場面でのみ
徳川家康が出てきます。
が、それすらも徳川陣営の姿が見えるものではありません。
徹底して、豊臣目線!
幸村目線‼︎なのです。

今回のドラマは、
真田幸村と豊臣秀頼の関係
幸村の忠義
真田幸村とその家族
幸村と家臣の絆
秀頼×淀殿×千姫=息子×姑×嫁
豊臣家の混乱

相手方を描かずとも
その歴史が見えてくる!
更には、豊臣方だけでも緊迫感ある関係性!
何より、
真田幸村とその家族や家臣の関係を見るだけで
戦国の世のそれぞれに通う心情の熱さや深さが
ドラマの太い柱になってしまうのです!


兎に角、人間関係と心情を描くことで
2時間半の戦国が埋められています。
と言いながら、ロックに合わせたダンスあり!
殺陣あり!歌あり!ダンスあり!
あ、ダンス2回……でもね、2回書きたくなるのです。


兎に角、見て‼️
明日から東京公演が始まります。
皆が命がけで生きた
戦国時代の心情溢れるドラマに
涙が溢れるはずです。

あなたは誰に…涙を流しますか?





<オマケ>
母上(淀殿)は
やはり凄い女性です!
でも、楽屋ではすごく仲良しです。
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意味ありげなポスターの前で
淀役 えまおゆう さんと。

舞台上でこんな笑顔が見られるかどうかは…
見てのお楽しみ。