市立中学校の2年生が毎年
狂言を鑑賞する貴重な鑑賞教室です。

複数校が一堂に会して日本の伝統芸能を鑑賞する。

行政の取り組みとして、
また、義務教育の中でのカリキュラムから
文化や芸術に触れる機会があまり多くないようです。

未来に向けて育つ子供たちのフィールドが
世界に広がり始めた頃、
日本の伝統や古典に裂かれる時間が
なぜか少なくなりました。

最近は、世界に扉が開かれたからこそ!
自国の文化、芸術を知らなければならない‼︎と、
変化が生まれてきました。

伝統は究極のマンネリです。
同じ事を繰り返し、でもその中で
研磨し、錬磨し、深く、濃く、
先人からつながる縦糸に
それぞれの時代に生かされている我々が
時代の横糸を通し
連綿と受け継がれてきました。

今生きているからこそ、
伝統を知ってもらいたい!
世界に出て行くからこそ、
伝統を守る知ってもらいたい!

誇りを持って、日本から飛び立つ
国際人となるために。


十年来、変わらずに続けられているこの鑑賞教室。
文化行事なども削減する自治体が多い中で、
子どもたちに教育の中で何を見せてあげるべきか?を
真剣に考え、続けていただけることに感謝です。

皆さんの先輩も
そして、後輩も南房総に育った子が
共通の思い出として…
これも伝統となっていくかしら⁉︎


日本の伝統には
心が流れています。
文化、芸術、芸能、地域や家
今の子たちに豊かな心を受け渡していきたいですね。