今期から
最年少クラスでも
狂言に取り組むようになった
東宝ジュニア。

最初は、
サマースクールで
「狂言の指導をお願いできないものか」
とご依頼を受けたのが3年前。

レギュラーカリキュラムで取り組むようになって年齢層が広がりました。

技術だけではなくて、
心を伝えている狂言だからだと思います。

型の伝承を通して
心を育てているのが伝統だと思うのです。

子どもは順応性が高い!
今回は5~7歳のお子さんたちでした。
最初は初めて見聞きする狂言、
口伝の稽古に戸惑う様子もありましたが、
回数を重ねるうちに
みるみる大きな声、立派な姿勢になっていきました。

舞台の上だけでなく、
普段の生活に活かせることが
見つけていける教室です。


ひとにものを教えるようになり、
少ないけれども自分の中にあるものを
必要としてくれる人がいること、
自分がもらったものを更に磨いたものが
少しでも役立てば…と、
教えることができる喜びを
感じることがあります。