笑いのツボは人それぞれ!

狂言がツボにはまった子がいました。
独特な話し方?
老人の表現?
よく知っている「桃太郎」の狂言版だから?

小学生さんはとても素直です。

みんなそれぞれにちゃんと楽しんで居る。
生で芸能を鑑賞する事は
子どもたちにとって貴重な体験です。

分かる、分からないだけではなく
感じること。心が動くことが大切なのだと思っています。

多くの友達と見ることによって、
それぞれの感性が刺激し合うことも
良いことです。

そして、狂言体験の時の上手さに
驚かされました。
揃った大きな声が
体育館に響き渡りました。

個性を持ちながら
このまとまり感!

最後の声の大きさには、
会場が一瞬
明るくなったように感じるほどでした。

鑑賞後、何人かの子とお話をしたのですが
みんな声を揃えて「楽しかったぁ!」と。
人懐っこい子ばかりでした。

この鷹揚な雰囲気も先生方の作る空気によるのだろうと。

終演後に頂いた柿
大変美味しゅうございました。
また、校長先生手作りの
真っ直ぐ飛ぶ竹トンボ!
喜んで子どもたちのお土産に致します。


高知の皆さんは
本当に温かい!

形は違っても、
その温かさを必ず感じます。

子どもたちは環境によって変わります。
人は環境によって育てられます。
大人が、土地が育む子どもたち!
今日の二つの学校からも
高知の素晴らしさを感じたのでした。

高知ならではの子どもたちが
健やかに成長されること、
その成長の中で狂言を鑑賞したことが
良い影響を残すことを願って
明日も本物の狂言を演じて参ります。