皆様本当にありがとうございました。
客席を満員で埋め尽くしてくださった皆様のお心を頂いて
無事に公演を終えることができました。

いや、厳しい師匠の目からみて
元聖は立派に披きの舞台を
つとめ果せました。
(この様子は、また書くかもしれません。)
采明、慶子は
男負けのダイナミックかつ丁寧な舞で
会の幕開けの大役を果たしました。
和秀、淳子の舞台は
羨ましいほどに
伝統が未来につながる姿が見える親子共演でした。
最後は、三姉弟に直門弟子、子どもたちを交えての賑やかな舞台。見所からも
老若男女隔たりなく、たくさんの笑い声が
能楽堂を満たしてくれました。

古くからの後援者、
小さい時から見てくださっているお客様、
私の学生時代の恩師、同級生
息子、娘の恩師、同級生
PTAで出会った方々、
外部出演がご縁で繋がった皆様、
パパ友、ママ友
区長、議員さんまで…
人の輪が広がり
狂言で繋がり
こんなに幸せなことはありません。

本当に、本当に
ありがとうございました。


これからも努力精進を重ね、
たくさんの皆様に
狂言をお楽しみ頂けるよう
粉骨してまいります。

何よりもまず、
父から受け継いだ芸を
次の代に受け渡すことができて………。
言葉にできません。

墓前、仏前に手を合わせ
こみ上げたものは…
父の気持ちが
わかったからなのかもしれません。

同級生は
「後見の元彌の顔が…」と
僕の披きの時に父が言われた事と
同じようなことを言われてしまいました。

これからも頑張ります。