良い式でした‼︎

毎年のことではありますが
一回として同じ式はありません。
それは
新たな一歩を踏み出す一人一人が違うから
人生の新たな一歩を大切に思う学校であるから

理事長様のお話の中で
「大切なお子さんを
2年の間お預かりし、しっかりと
お育てもうします。」
という言葉に
子を持つ親となった私は
えもいわれぬ
心強さと温かさと安心感を感じるのです。

この理事長様は
卒業式には
「2年間お預かりしたお子様を
お返し申し上げます。」と、
様々な話をされても、
この心だけは変わらずに
ちゃんと伝えて下さいます。

誰が選ぶかは、分かりませんが
きっと親子共々
この学校を選んでよかった!と、思える
そんな一言だと思います。

実際にそれを実践されるからこそ
入学生は減りません‼︎
一クラス40人前後。
15クラスの生徒さんたちが、
国家試験やそれぞれの掲げた目標に向かって
美容、エステ、ネイルの技を身につけて行きます。

何故、私が呼ばれるかと言うと…
本物に触れさせたい!
感性を磨き持ち続けないといけない!
専門学校の2年間自体が充実しているように!(実は、これは深いのですが…またの機会に)
との、広い視野をもった経営、講師陣の考えがあってこそ!でしょう。


開式に続き
国歌…独唱(なんと私が歌わせていたどきました。)
校長式辞から来賓祝辞へと続き、
NOZ代表野沢様や
メーキャップアーティストTAKAKOさんと
第一線で活躍をする方々の言葉は
新入生の大いなる糧となるでしょう。
毎年恒例、私も
祝辞と祝言小謡を。
その後は、
「入学承認式」という名の通り
一人一人の名前が呼ばれ、
担任の先生とともにクラスが発表されていきます。

大人数のことですから、
時間はかかるのですが
CBCアナウンサー青木まなさんが
一人一人丁寧に名前を呼んで下さるんですから
これだけでも入学の良い記念になるのではないでしょうか?


いや~、生涯初!
式で国家独唱をさせて頂きました。
本当にもう、ドキドキでした。
狂言の謡とは旋律も音域も違いますから…
とはいえ、記念すべき入学式で
歌うのですから…光栄なことと存じ
できるだけの稽古して参りました。

アーティストさんが
個性をもって歌われるのならば
狂言師の歌う「君が代」は…。

「独特でした。」
「逆毛が立つような興奮をしました。」
「胸に手を当てたくなりました。」
という感想から…想像してみて下さい。

国家独唱
和泉流二十世宗家 和泉元彌
的なアナウンスが入るも
場内の静かなザワザワ感…

来賓、理事長に礼をし登壇。
国旗と校旗に最敬礼。
新入生の方へと振り返り
扇を構えると
起立した新入生、保護者、ご列席の面々…

ピンと張り詰めた空気の中
紋付袴の男が一人
式の初めに歌う「君が代」

上手い!とか、下手↓の問題ではなく
×××な空間でした。



皆さん、
ご入学誠におめでとうございます。
これからの2年間が充実し、
皆さんにとって
実りのある時間でありますよう
お祈り申し上げます。


会場となった
ウェスティン名古屋キャッスルホテル
天守の間から見た
桜咲き誇る名古屋城の景色は
皆さんの入学を祝う皆の心が現れた
屏風のようでしたね。
理事長の思い付きで思い掛けず
素晴らしい景色をともに見ることが出来ました。


今を盛りと咲く桜…
今日を前後すれば、
これほど見事な景色にはなりませんでした!
雨が降っても散ることのなかった桜、
今日の日を待っていてくれたかのような桜。

咲きも残らず
散りも始めぬ
とは今日の桜のことです。

若者も
今を命と生き切って下さい‼︎