いかんいかん
危なく一週間ぶりの更新になってしまう!


そうならないように…



前週末は
大阪府は堺市に!
小学校は
はつしば学園小学校に
昨年に続いて学校公演にお邪魔しました。
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鑑賞する2年目の学年と
初鑑賞の学年が一同にホールに集まりました。
大人による「盆山」と
小学五年女性狂言師コンビニよる「附子」
男の子チームは小舞を。
いずれも興味深く鑑賞をしてくれました。
小学生のビビッドな反応は
演者の刺激になります。
体験コーナーでは、限られた時間ながらしっかりと声を出してもらえ、
心と体で狂言に触れてもらえました。


さて、その夜は
堺市の方々が100名ほど集まるパーティーに参加。
身近にお話をしながら楽しい時間を過ごさせていただきました。

翌日は
堺市立東文化会館での
新春狂言公演でした。

演目は、
昨年の伊勢神宮式年遷宮奉祝狂言や
世界遺産熊野速玉大社特別公演で
奉納をした演目で構成された番組です。
一般公演でこのフルラインナップをご覧いただくのは初めて!
神前で演じた祝言性に富んだ演目に始まり、
笑顔も綻んだところに
狂言らしい笑い豊かな演目が続きます。
たくさんの笑い声や笑顔に突っ込む包まれた2時間でした。
妻の両親も見に来てくれて、
成長した孫の舞台を喜んでくれました。

終演後、東京に向けて早々に出発!


日曜日には
文京区の簸川神社さんで
一日早い豆撒きに参加させて頂きました。
たくさんの方が参道に並んでくださり、
境内が賑わいました。
中には知った顔がたくさんあり
福を分ける神様のお手伝いも
とても誇らしく
自然と笑顔で
「福は内」と高らかに声をあげていました。
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豆撒きも済み、
静けさを取り戻した参道にて。


節分当日には
毎年恒例、変わらずにご縁を頂戴する
練馬の東神社さんへ。
たくさんの拍手を頂戴し、
私から福豆を貰う事を喜んで頂ける皆さんの笑顔に
僕が幸せな気持ちにしてもらっちゃいました。
今年は豆まきの各所で「声」を褒められ、
有り難がられることしきり!

「俳優」とは…
「わざおぎ」に漢字の俳優をあてはめたものだと聞きます。
「わざおぎ」を調べると…
面白おかしい技を演じて、歌い舞い、神や人の心を和らげ楽しませること。また、それを行う人。と出てきます。
「則ち手に茅纏(ちまき)の(ほこ)をもち、天石窟戸(あまのいわやど)の前に立たして、巧に—す/日本書紀(神代上訓)」!

「わざおぎ」は(神霊を)招(お)ぐ態(わざ)の意味があり、日本の民俗信仰と密接だったりします。

僕の職業は、狂言師。
俳優ではありませんが、
芸能の原点と言われる狂言を演じる者に相違はありません。
我が身を依り代する演者の面目躍如と
なったのでしょうか⁉︎
そして、もう一箇所
先代宗家の頃からのご縁をいただく
巣鴨はおばあちゃんの原宿としてあまりにも有名なとげぬき地蔵
高岩寺さんへ。
こちらでは、勢揃いで豆撒きをさせていただいております。
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各所で
お祓い、お経を頂戴し
前厄の私にとっても
頂いた福を分かち合い
とても有難い節分の二日間となりました。

ここからまた新たな一年が始まります‼︎



昨夕、家の豆撒きも済ませて東京駅へ。
今日は既に、
名古屋は金城学園の講義に行ってきました。
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今年度は2年生、新学部の履修対象ともなり、
有難いことに履修生が多い!
舞台とは違った緊張感の中で
明日も大勢の現役大学生を相手に
奮闘してまいります。


ふぅ…
急ぎ足で数日を振り返りました。


やはり、毎日更新があってるのかも。