大阪での学校公演を終え
東京に戻ります。


最近、中学校の鑑賞教室も増えてきました。


小学6年生の国語の教科書に
狂言「附子」が掲載されていた頃、
小学校の鑑賞教室も多くありました。
今また、狂言「柿山伏」が掲載されていますが、
以前のように小学校の鑑賞教室が盛んなようには感じません。

義務教育のうちに
日本の伝統文化、芸術や芸能に触れておくのは
決して悪いことじゃない…いや!
良い事だと自信を持って言えるのですが…。



今日の学生さんは
全体的におとなしい子達でした。
日頃からそのようで、先生もお話しされていました。

体育館のフロアーに体育座りでの鑑賞。
うーん!学生って感じですね。
ダレる事も無く90分!

クイズではさほど活発に発言はしてもらえませんでしたが、

お稽古体験では
一回、また一回と
回を重ねるたびに
だんだんと声も大きくなり、
先生方のグループに声を出していただいた後の
最後の一回は立派な声が出ていました。

恥ずかしい。
という思いが先に立つ年齢かもしれませんが、
是非、今しかない時間!
今しかないチャンスを
一つ一つ活かし行って欲しいと思います!

出来ないことよりも
やらないことが恥ずかしい‼︎
ということを忘れずに。

でも、最後に体育館に響いた皆さんの声は忘れません。

最後に
「狂言、面白かった人?」
と聞くと、たくさんの生徒さんが
元気に手を上げてくれました。

嬉しかったぁ。

反応や表現は人それぞれ
心にしっかり届いていました!


素敵な鑑賞教室を
共に作ってくれたみなさん
本当にありがとうございました。



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