皆さん
こんばんは。


千尋の谷に落としてきました。


今日は一日早い
決戦の木曜日!

子供達を起こす一時間くらい前に
妻が出発…
それから寝るか?寝ないか?

で、寝ました!


緊張感があるせいか⁇
用意が早い‼
いつものように登校。
学校では、
本番を明日に控えた
学芸会の練習…だけでなく
平常の授業も行われていて
子供達はもちろんのこと
先生もこの一週間は
追い込みの慌ただしさだったことでしょう。


私はやっとの事で
保本さんに合うことができました。
保本さんが忙しくて
なかなか予定が合わなくて…
それでも今日は
3時間位、話っぱなしでした。
先ずは、静かな喫茶店で。
photo:01


三十年のオリジナルレアチーズ…
あの雰囲気とこの美味しさ…
近くにこんな店がある保本さんが
羨ましい…。
今年は飛躍の年でしたよね。


さて、子どものお迎え
ということで学校へ!
車を自転車に乗り換えて。

息子をゲットしたあと
娘の学年のフロアを覗くと
廊下で練習をしている子達に
相談を持ちかけられました。
1、2年の時に同じクラスだった子達でした…嬉しいもんですよね、
何の気兼ねなしに声をかけてくれる関係って。
皆、ちゃんと大きくなっていて…。
二年に一度の学芸会、
前回は二年生の時でしたから…
どんな姿を見せてくれるのか
今から楽しみです。


さて、二人が帰ってきたところで
東新町での稽古となりました。


今日は明らかに
様子がおかしかった。
調子が悪い⁇
疲れていて当たり前の
理由も知っているし、
様子がいつもと違いすぎる。
体力は精神力で補え!
それができないってことは…
集中力が足りないんだ!

理由がわかったとしても、
それを理解してはいけないのが
師匠‼
狂言の前にあっては、
どんな理由があろうとも
できて当たり前!それが
プロ‼プロとしての責任。

実際、泣きながら声を出すことは
明日の本番に影響があるかも?と、
気にならないことはなかったけど…
そんな軟弱なことじゃぁ、許されない。
自分で立ち上がって、
自分で立ち向かってこなきゃ!
そういう時ほどね。
優しく声をかけて、休ませてあげる⁇
考えられないねそんな事!
舞台は自分の足で出て行って、
自分の足で帰ってこなきゃならないんだから。
自分自身いつもと違う事に
戸惑っている様子も伺えましたが、
それは自分で乗り越えてこなきゃ。
コントロールできなきゃ。
こんな時こそ、心を鬼にして
コテンパンに
谷に落としました。

はまってましたね…。
新しい曲の稽古を始めたのですが、
今回は
一緒に繰り返す事をしない。
細かく切る事をしない。
という、
ハードルを上げた稽古をつけていたのも確かです。
期待の表れです。
それに応えてこそ!です。
見込まれたなら、その壁は超えてこなきゃ!

悔し涙がこぼれていました。

それでも今日の壁は今日のうちに超えて、稽古は終わりました。
同い年の従兄弟はライバルなのかな?
とも思うのですが、
いつもヒッツキモッツキ。
中の良い姿しか見ません。
でも、意識しないこともないんじゃないかと思うのですが…
稽古が終わると、従兄弟に抱きついて
泣いていました。
良い仲だなぁ……。
いろんな感情が入り混じっていたであろうに、
そんな同志に励まされるでもなく励まされ、
また、そんな同志の目があればこそ
強く振舞ったりなんかして
すぐに笑顔を…。
そんな様子を見ても
何の声もかけられないのは、
次の人間の稽古もあり…師匠である場面だから………。

すべての稽古が終わり
リビングで少しくつろいでいると…
娘が膝に抱っこされにきました。
母はそれを見て
「あんなに怒られたのに、
トトに抱っこされるの⁈」と、
微笑んでいました。
娘は「だってトトが××××なんだもん。」と答えていました。
ふぅ…まだ「厳しくとも愛される父親」でいられているやうです。

父の時には
想像できない光景なのかもしれません。
でも、師匠である父が好きであったことは変わりません。



日々の小さな山を着実に超えなくては!


時に谷に落とされた!
と思うことがあっても、
それは
見捨てられたんじゃない。
という事が伝わるように、
手は差し伸べなくても
登ってくる姿を瞬きもせず
しっかりと見守っていましょう。

お前たちと繋がっている
心の命綱は
何があっても放さない!
年をとっても放さない!
太ったって放さない!



明日も一日
(ーっ)
頑張りまっしょい‼




では。






明日は僕たち親が知らないところで
成長を遂げた姿を
学芸会を通して見ることができるのでしょう。











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