皆さん
こんばんは。


外は
稲光と雷鳴が交互に
光っては鳴り
鳴り終われば光る
といった荒れ模様です。

が、

宿の中
私たちの心は
穏やかです。

先ほどまでの興奮、
戦場のような三時間が
嘘のようです。


会場に満員のお客様、
たくさんの笑い声、
中国らしい拍手の雨霰、
多くの歓声に舞台に包まれた
夜でした。

なんと表現すれば……
きっと、無理です。
フィーバーとでも言いましょうか。
ありがたい限りです。

子供たちも
日本とは違う
高い湿度、
数多の照明の熱が作り出す
三十数度の舞台のうえで
しっかりと演じ切りました。
いつも以上に
楽屋から気を引き締めて行きました。
自分たちの周りの
暑さと緊張
期待と興奮
に気圧され無いように。
中国の方のリアクションは
また、違うものがありますから。

でも、その分
今まで精進してきた甲斐が
あったというもの。

どう伝えたら良いのでしょう?


兎に角
本日の公演を
大成功に導いてくださった
中国政府、四川外語学院はじめ
多くの関係者の皆様、
側で支えてくださった
スタッフの皆さん、
日本領事館、学院副校長はじめ
ご来賓の皆様、
そして、ご来場頂けた皆さん
本当に本当に
ありがとうございました。

1988年以来
25年の交流を
先代の頃から続けてまいりましたが、
最初の公演で
父が団長を務める中で
兄弟共演で
「附子」をご覧頂いた時の事を
思い出しました。
今回、子供たちを
シテに置いて番組を組み
采明、慶子共演の「附子」を見て、
そして、お客様の反響を感じ
当時の熱気が蘇ってきました。

ここからがまた始まりと思い!
微力ながら
狂言を通じて
両国の理解や交流が
深まる一助となれますよう
精進してまいります。

息子は一段と大きな
拍手と歓声を頂戴しておりました。
頓服を飲んで勤めた褒美かなぁ。とも
思いますが、
本人は健康の事、環境の事
何も気にせず、
無心で演じられたようです。

まだまだ
これからの子供達ではございますが、
今回の
~未来に繋がる伝統・命~
というテーマの中で
役目を果たせたように思います。
しっかりと褒めてやらなくては…。


素敵な時間を
一緒に過ごさせてくださった
多くの皆さんに
改めて、感謝いたします。



それでは皆さん


おやすみなさいませ。




明日も一日
(ーっ)
頑張りまっしょい‼




では。





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