今日は
神楽x煉獄の場の稽古でした。

なんと言っても
この二人での場は多い!

経糸ですな。

しっかりと通さねえと
織り上がらないんですよ。


神楽はな
すっげえ闇を
抱え込んじまってんだぁ。

まぁ、
煉獄はよ
たくさんの闇を飲み込んで
生き続けてるんだけどな。

最近の煉獄の周りには居なかった
神楽と言うタイプの女性!
煉獄にとっては
興味深いおもちゃが
転がり込んできちまった訳だが…。

どんなタイプかは
おいおい。

いやぁ、
細いねぇ。
体の線がよ!
でも、表現の為の筋肉が
詰まってる感じ。

色気がねぇ。
と言ってる訳じゃないんだぜ!

神楽を演じる小川麻琴さんには
神楽に通じる
真の強さを感じます。

そう言う訳で
芝居どころに殺陣と歌の時間を計算しながら稽古は進んだのですが、

荻田演出炸裂!

所々で、
その動きや感情を
印象深い言葉で伝えてくださる!
そう、的確なんだけど
脳裏に焼きつく…笑いが‼

だから、その巧みな言葉が、表現が
伝えてくれた印象だけを残して
忘れてしまわないと、
荻田さんの笑いの呪縛に
絡め取られてしまう。かも(笑)

だから、どんな表現で
伝えて貰えたかは、
お伝えできません。
その印象で見られても…ね。

でも、
形として見せる所と、
心情を深く掘り下げて行く所と、
入り口がその場面によって違うのは
面白い所。
基本心情の部分は
演者はそれぞれに
掘り下げていますが、

全体を見ながら、
それを伝える為に
形が出来上がって行く所と、
理想的な形、
ポジション、
ステージングが先にあって、
感情の出しどころを
その中で探して行くのの違いです。

自分は外の世界に出かけたら
基本フラットな状態で
いるつもりです。

自分の作り方、自分のスタイル
と言う物を固持するのでは無く、
その現場、
それぞれの演出家さんのスタイルに
ならっていこうと。

でも、絶対に
狂言の世界に身をおく
和泉元彌にしか出ない物を
引き出して頂ける。と、
信じていますから。

形から心情を受け取って、
その型に心を満たしていくのは
狂言の世界に通ずる物があります。

そんな型の中で
心を十二分に動かしているからこそ
見る人に心が伝わってきた世界です。

そう、型だけでは無く
その中で心を練ってきたからこそ
心情から作ったいくことも
抵抗がありません。

結局は
入山口が違うだけで、
目指す所は同じなのです。

そう言うことでいえば、
二度美味しい演出かもしれません。

兎に角、
荻田さんの美の拘りが
散りばめられています。

心を一つに
頂を目指します。


今日のカロリー補給は
photo:01


小川さんのマネージャーさんからの
差し入れ、
どら焼きでした。

いやー、今日は
僕と二人っきりの稽古で
大変だったんじゃないかなぁ⁇
まぁ、こんな私なんで
最後までよろしくお願い致します。






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