昨日は移動中から
テンション高めでございました。

と言うのも

注文から
二ヶ月ほど待った
ワンピースナビが数日前に届き、
名前の通り、
麦わら海賊団の
美人航海士ナミのナビゲートで
一路ららぽーと横浜を
目指しました。
ま、通いなれた道なので
ナビがなくてもつけるのですが…。

photo:08



もう、まさに
航海してる気分!
右折の時も
「面舵いっぱーい!」
さらには、
ルフィやチョッパーも
乱入してくるんですよ‼

あるポイントを通過すると
お宝ゲットできる
ゲーム性もあるようなんです。
おいおい楽しんでいきます。


とは言え
舞台に向かう車の事ですから
車内には緊張感も…。
息子は初役でしたし。


今回で
四回目となる
ららぽーと横浜での狂言公演。
晴天であれば
屋外ステージだったのですが
この梅雨の時期
予報とにらめっこされた上で
室内での上演を
決定されました。

室内ではあるんですけどね。
ららぽーと横浜には
カリヨンという
珍しい楽器がございまして、
photo:01


そのカリヨンを鏡板の松に
見立てて(?)
小振りにはなりましたが
仮設舞台を組ませてもらいました。
photo:02




舞台は小振りでも
外は本降りの雨!
主催者さん
素晴らしい判断でした。


舞台が小さくなると
出入りや歩幅、歩数など
調節をしなくてはなりません。
大人はもちろん
子供達も
四本柱が立てば
舞台上の位置感覚というものが
日々の稽古の中で
すでに出来上がっていて
問題なく
演じ果せました。
プロなので当然と言えば、
当然。

きっと
お買い物にいらした方、
お食事にいらした方が多い中
どれだけの方が、
70分程の公演に
足を止められるだろうか?と、
気にする事もありましたが…
毎年の公演を楽しみに
お運びいただく方もあるようで、
二回の公演で
一階、二階、三階と
吹き抜けのステージでもあったので
のべ1000人程の方に
ご覧いただけたようです。

場所がら
お子様連れの方も多く、
なかなか劇場や能楽堂に
足を運びづらい方も
まして、赤ちゃんにも
狂言に触れて頂けるという
私共にとっても
嬉しい機会となりました。
1~2歳の頃に狂言を見る子は
世界広しといえども
なかなかいないと思いますよぉ。

会場を見ると
中等部の頃からの友達も
見にきてくれて、さらに、
可愛い子を二人も連れていたり!
改めて
同世代、同じ世界を
共に生きていく皆さんに
身近に狂言を感じて貰えたようで
ありがたい気持ちになりました。
photo:03


(父子共演の舞台)
お客様との距離、
目線の高さが普段と違うと
結構、緊張するものです。


一回目の公演で
「棒縛」の主を演じた和泉淳子。
「花争」の主を演じた和泉慶子。
photo:04


別々の演目ですが、
同じく長裃の装束となった
母娘。

そして、
「棒縛」の太郎冠者を演じた和泉元彌
「花争」の太郎冠者を演じた和泉采明
photo:05


同じ狂言裃のいでたちの父娘。

一回目の公演では
ワークショップで実演を担当した息子
photo:06


先代宗家の頃からの
直門弟子と共に。

独り身の藤九郎の写真は残念ながら
ありません…。
藤九郎ファンの皆様
あしからず。


多くの方に
狂言の笑いに触れて頂けるよう
これからも頑張っていきます!

photo:07








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