「ちょっと」どころじゃない




僕にとっては


「随分良いこと」ありました。






昨日、昼から向かった京都は


そこかしこにお正月のしつらえがされていて


何といっても


おめでたい気持ちにしてくれました。




元彌のアスナロぶろぐ


さらに今年は


寅年。


寅年の僕としては


うれしいばかりです。






これもちょっと良いこと。








そして、昼食は


お義父さん、お義母さんと。

元彌のアスナロぶろぐ


なんてことない話をしながらも


昨年末の舞台終わりでは


ご挨拶できないまま帰られたので


新年早々にお会いできて


ご挨拶や日ごろお礼ができて




これも良いことでした。








そしてなんといっても




京都は和泉流宗家の


一番古いお墓がある土地!




流祖から六代目の宗家までが


京都におり、近衛家の庇護を受けたおかげで


京都山科は西宗寺にあり


今もお守りいただいております。

元彌のアスナロぶろぐ


今の自分たちがあるのは


ご先祖様あればこそ


墓前に手を合わせ


感謝と報告


今年一年の精進を誓い


そして、ご加護まで・・・・お願いしてしまいました。




変わらず墓参ができたこと




これも十分良いこと。










ということは


これ以上に良いことが?!






あったんです。






以前から


毘沙門天にお参りしたかったのです。


それも初寅の日に!




狂言の中に


「今日は初寅だから


毘沙門天にお参りに行こう!」


という演目が数曲あります。


それが理由です。




日も暮れかかり


閉門時間が迫ったころでした。




悩んだんです。


行こうか行くまいか・・・・




行きたいお寺は


ネットで調べたり


霊験あらたかという噂を聞いた有名なお寺


に決めました。




でも、


「門前で


手を合わせることだけでもできれば…」


と思いタクシーさんに向ってもらったのです。




閉門前に間に合い


念願の毘沙門天に!






本堂前で手を合わせ


記念写真まで撮ることができました。

元彌のアスナロぶろぐ



非常に趣のある


「来られて良かった」と


心から思えるお寺でした。






それもそのはず


だって




毘沙門堂門跡ですから・・・


(詳しい事はコチラ
へ・・・)




いや~、これでよい年になると思っていたところに






「折角、お参りになったんですから


どうぞ。」と


ありがたい声をかけていただいたここから




ありがたいが上にもありがたいことが始まったんです。








本堂にあげていただき(一般に入れるところです)




縁起やら


歴史の中での尊いお話を


聞くことができました。








そして、許可をいただいて


秘仏の前立てである


我が愛しの


毘沙門天様と写真も撮らせていただきました。

元彌のアスナロぶろぐ


こちらの毘沙門様




数年前、マニアによって盗まれましたが


無事に戻られ


再びこのお堂に納まった


毘沙門天です。


これも威徳というのでしょうか・・・。








そして、そののち


上記リンクにありますような


動く襖絵や


円山応挙の「鯉」などを拝見し・・・・


これ!本当にびっくりしますから!!


「ほ~」「へ~」「お~」「ひゃ~」と


感嘆の声しか出ません。








そして


極めつけは




ご門主に面会させていただいたのです。








「あなたの三回り上かな?」と言われる


ご門主は同じく寅年でいらっしゃいました。






和泉流宗家が京都に縁があること、


狂言の演目のお話


地道ながら生存・伝承・普及を続ける中で


次世代の狂言師も育ってきていること、などなど




お話を(細かい事は内緒です。)させていただき


励ましの言葉も頂きました。




そして、20年来のご縁をいただいているお寺様が


ご門跡の


兄弟弟子であられたり


甥っ子弟子であることが


判明!!


ご縁がつながっていたことに


鳥肌が立ちながら


温かい気持ちにしていただきました。








そして、初寅会でお疲れのはずなのに


写真まで撮っていただけました。






この写真


不思議なくらい明るく撮れたのです。


絶対に何かの「力」だと・・・


思いませんか?








結局


ご門主は僕の「四回り上」でいらっしゃいました!!!!


あと48年たてあのようにおいていただけるのか?!と


勇気をいただきながら


気の引き締まる思いがしたのでした。










ね!


随分良いことだったでしょ??!!!








いや~~~


いけて良かった!!!!


「思い立つ日が吉日」でした。










そんな和泉元彌が


「今年は絶対良い年になる!」と


疑いもなく思える。


そんな気持ちにしていただけた


「毘沙門堂」






初寅会は1月3日から1月5日まで絵です。






寅年の貴方!


寅年の今年!!


に限らず是非参ってみてください。