語るほど存じ上げないので

語るつもりはないのですが


司会という立場上

ステージ進行をする上で楽屋に

ご挨拶と確認にお邪魔したとき


また、出番前に廊下でお話をしたとき


気さくというのが的確なのか??

なんとも温かい・・・つっかかりとか

とんがりを感じない人柄に触れ


・・・・何というかですね

マスコミの事は自分の経験で思うところがあるので


ホッとしたというか・・・・。





たった数分ですけどね・・・

その数分でも、

空気にとげのある方っていらっしゃるじゃないですか。

特に僕は、そういうところに敏感なので・・・・感じてしまいがちなんですが。

そんなところが全く無かった。




反対に癒されてしまう。ような。




そして、ステージでもお話になっていたのですが

お年寄りや小さい子が集うような場所に

出向いて歌を聞かせる活動を続けているっしゃるTOSHIさん。

「X JAPANのTOSHIです。と言っても分かってもらえない。」

そんな環境の中で歌うと言うことは

まさに、一表現者として

「歌を以って、どれだけの人に

どれだけのものを伝えられるのか」

という挑戦でもあるでしょうし、

確固たる伝えたいことがあるからこそ

磨き上げたTOSHIの歌という力を使って

発信し続けていらっしゃるんだな~~。と。


とっても真っ直ぐで

ある種

とっても不器用な方なんじゃないかと・・。


勝手に思ってしまったのでした。



かくして

TOSHIさんの生歌は・・・・

思わず妻と顔を見合わせました。



マイクが・・・とか

音楽ホールが・・・・とか


そんなんじゃない


あの声量は

流石!!

の一言。


さすが「X」なのか??


一声を聞いて

度肝を抜かれました。


天を突き

地に潜って

振動するような

大迫力!!!!


明らかに「X JAPAN」

とは、曲調が違うのですが・・・・。


優しくもあり

逞しくもあり

何処と無く寂しげな


力強く

祈るような


心のそこから求めるような



飾りじゃない歌声だったんです。


「魂の・・・・」

なんていうとありふれてしまうかもしれませんが



きっと、この人が誰か知らなくても

全くそんなことは関係ない!!


聞いてしまう。


受け取ってしまう。


伝えようとする思いの重さを

必ず感じると思います。



発信者!の力でしょうか。




いや~~、これは収穫でした。

そう、いまさらながらの。ですが・・・・。
元彌のアスナロぶろぐ


台北のコンサートから帰国後

空港から直行されたTOSHIさんは

本当にパワフルな方でした。



TOSHIという「人」の実像に出会えて

なんだか幸せを感じたのでした。