昨日、
いつもおいで頂くお客様から
頂戴したモノの中に
こないな物が
めでたい!
謹んでふたを開けると
中にはもっと厳かなものが
月の初めに
神様に供え
心新たに
月の始まりをはじめましょう
とのこと。
毎月一日にだけ
その月にふさわしい
お菓子を創作されているそうです。
2月・如月(きさらぎ)
はる、様々な花に先駆けて咲く梅花は
「春告草」とも呼ばれます。
梅を中心に据えて
様々な発想や景色をうつして
豊かな梅の表情を綺麗なお菓子で表現されています。
松竹梅
にも含まれる
寒さ厳しい
冬も明けきらぬうちに
蕾をつけ
花開くその姿に
耐え忍び美しく咲くことから
「節操」「清廉」
というイメージを持たれ
今では吉祥紋の代表選手にもなっています。
和の世界にいながら
何かとあわただしく生活に追われ
忘れがちな心を思い出させていただきました。
お供えしたあと
温かいお茶と共に頂くとしましょう。
ご興味をお持ちの方は
喜田家(0120-388-190)へ。
「和泉元彌のブログを見た。」
と言うと
ご丁寧に
「はっ??」
と聞きなおされるだけで
何もありません。
が、
石井竜也さんも
和菓子職人だった
おじいさんの膝に座り
目の前で
おじいさんの手から生み出される様々な和菓子を
見ていたそうです。
和菓子と言う
食べてしまえば姿の無くなる
小さいものに
季節・景色を練りこんで
作り上げる
日本人の誇るべき
感性だとお思います。
拝見し・いただき
豊かな時間をすごしながら
そんな感性を感じてみてはいかがでしょうか。