先日の奉納演目は



狂言「痺(しびり)」

        太郎冠者 和泉慶子

          主    和泉淳子


         後見   坂本泰則

狂言「萩大名(はぎだいみょう)」

  大名   和泉元彌

         茶屋   和泉淳子

        太郎冠者 三宅藤九郎


         後見   鳥越正夫

狂言「伊呂波(いろは)」

          子    和泉采明

          親    和泉元彌

         

          後見  坂本泰則

狂言小舞 「七つ子」  三宅藤九郎

       「柳の下」  和泉淳子


番外    「猿唄」(狂言「靭猿」より)






先ずは

親子2代の女性狂言師競演の舞台。
26日・国立能楽堂でも上演するので

一足先に神様に見ていただけて

良かったのではないでしょうか。


元彌のアスナロぶろぐ
「人間狂言師として・・・」と

女性にも男性と変わらぬ修行の機会を与え

厳しく指導してきた先代宗家(父)は

この舞台を喜んでみていることでしょう。



そして、父が残した

3兄弟の舞台。

・・・・・・写真がありません。

そういうことです。


分かりますよね。




そして、

26日の会では

藤九郎・采明の配役で上演する

「伊呂波」も

この日は僕と娘の

親子共演。
元彌のアスナロぶろぐ
慶子ちゃんもそうですが

子供の声は

真っ直ぐにピーンと。

父は「変化球は覚える必要はない。」といっていました。

まさに直球勝負。

親子であり、師弟の

真剣な言葉のキャッチボール。

子供の投げる球はとても素直です。


童の時代は短いものです。

是非この時期の狂言師の舞台、

見ていただきたいものです。



そして、

今回は子供の成長、

未来につながる和泉流宗家の舞台を中心に

奉納させていただいたことで

支える側に回った大人たちは


狂言のエッセンスとも言うべき

狂言小舞を奉納


裃に身を包み

「七つ子」三宅藤九郎

元彌のアスナロぶろぐ
「柳の下」和泉淳子
元彌のアスナロぶろぐ

それぞれ30年以上舞台に立っていますが

この世界では

まだこれからのほうが長いぐらいです。


どんなおばあちゃん狂言師になるのか

まだまだ男勝りなこの舞台姿からは

想像できません。


そんな男勝りなせいで

侍・藤九郎に婚期は訪れていないようです。


帰りにお守りを買っていましたが

何守りを買っていたのかは

怖くて聞けませんでした。


藤九郎のホームページに何か書いてるかもしれないので

のぞいてみよう。



うおっ、

話がそれとる!!


そしていよいよ、

この後に

息子の登場です。




つづく・・・