今日

狂言を鑑賞していただけた

栃木県の高校は

「農業高校」でした。


決して、おとなしい学校ではないらしいのですが

1時間30分という

普通の授業の倍ほどの時間。

未知の狂言という世界に初めて触れたわけですが

それだけでも、立派なものです。

知っているのと知らないのでは大きな違い。

知らないものには興味の持ちようもないし。


中には、見るからに体育会系の生徒さんや

とっぽい子、今風の学生さんなど、

個性さまざま。


そんな個性豊かな学生さんが

一堂に会し

古典芸能狂言を鑑賞する時間を作っていただけたわけです。


そんな鑑賞教室でうれしい時は


初めて見た狂言に

素直に笑い声を返してくれること。


そして、

今日、一番印象的だったのは

ワークショップでお稽古をするのですが

学年別で声を出したあと

最後の1回のとき

「全員揃って、今日一番大きな息を吸って

一番大きな声で!」と言って声を出してもらったのですが!


みんな

改めて姿勢を正して

本当に大きな声で返してくれたことかな。


やっぱり人の声って、

人の心を震わすものなのです。


多くの人が集まって

同じことに力を注いだら

それだけ大きな力となるのを実感してほしいです。


そして、みんなさんが体験した

「口伝」が唯一の伝承方法として

携わった人々の一生懸命が重なって

今に狂言が残っていることも。







さて、

終演後

農業高校の研究の中で生まれた桜酵母を使った

お酒を頂きました。


桜に酵母があったのです。


今、食の安全や

資源不足などが言われていますが


沢山の人の沢山の努力によって

未来につながる

新しい発見が!!


1人の人が生涯をささげて一生分。

2人になれば二生分。


多くの人が力を寄せ合って

一時間を何十時間にしてしまう。


同じ志を持った人たちが

集まると、大きな力

時計では計れない

密度の濃い時が流れる。


人の力って、

凄いと思いませんか?


そんな人が生み出した1つの結晶がこちら


「とちのう
夢のしずく
純米吟醸」

とちのう花酵母(寒緋桜)
原料米とちぎ酒14 100%
北関酒造株式会社



これからも、

学生さんたちに多くの夢を与え続ける学校であって下さい。


今日はありがとうございました。




そんなわけで


これからも

お互い頑張りまっしょい!!