皆さんの
期待にそえないもの
公開します。


狂言は
体一つでは
出来上がらない
総合芸術。

装束も小道具も

それこそ組み紐一本

何一つ欠けても
出来ません。


今の時代に
需要の減ってる物ばかり。


だから、
道具の扱いは
最善を尽くします。


今日は
「鬘桶(かづらおけ)」「床几(しょうぎ)」(=鬘を入れておいた桶(器)が原型。舞台上では、椅子、柿の木、茶壷などに使われます。有名(?)な所では、「附子(ぶす)」という演目で砂糖を入れておく器にも使われます。漆塗りです。)
をご紹介・・・じゃなくて、
運ぶ時の
特注品をご紹介します。



極厚手の布で包んで
入れます。

以前は箱型でしたが
手を取られるので
考えた結果。

防水されてる

「一澤帆布製」です。
(妻も書いてたでしょう。)


筒状の袋の
底には表向きに金具で下に置いても本体に傷が付かず、
上掛け布に
二重に紐を掛けるので
完全防水。

肩からかけてもOKの
持ち手の長さ。






理想通りに
作って頂けたご主人、
ありがとうございます。

重宝しております。

信三郎帆布。お邪魔します。