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はいっ。


「このマンガ、改めて好きだな~と思った感動のワンシーン」


のコーナーです。(お暇なら読んでください。)





今日は、かばんの整理をしていたら出てきた、切り抜き(厳密には切り取り)のワンシーン。


そんなことをしている元彌ですが、どんなシーンを切り取っているかというと、







週刊少年マガジンに、好評連載中の「オーバードライブ」から


あらすじ・・・運動おんちの高校生がロードレーサーに出会い、個性豊かなライバルとともに成長をしていく。てな感じ。







ワンシーン・・・道楽爺さんが贅沢でひらいたと思われていた、高校生のロードレース大会。熾烈なレースを繰り広げ高校生たちはその才能を開花させていく。レースも終盤に差し掛かったそのとき。そんな姿や様子を見ていた爺さんが顔を伏せ泣き始める。









爺「・・・・夢を見る・・・・日本でロードレースが認知され始めたのはごく最近じゃ・・・わしの世代には考えられん。


いつの日か   いつの日かとは夢を見てきた。


・・・ヨーロッパ(注:ロードレースの本場)で日本人が当たり前という姿を・・・・・・」


孫(女性秘書)「・・・大丈夫だよじいちゃん  今日ここで彼らが、それは 夢じゃないと証明してくれるよ。


そしたら一緒に行こうよ。・・・じいちゃんまだまだ長生きしなきゃ。・・・ガンなんて何よ。


あの山岳王は日本人だぞ~とか。今日勝ったあの人は高校の後輩なんだ!とか。マイヨジョーヌだって着てるよ。


同じ日本人だ って  誇りに思う日が自転車界にだって きっとくる。


不可能なんてない。


  もし  じいちゃんが死んでも魂は残る


その魂を受け継いだ新しい芽たちがそれを体現してくれる


そうやって前に進んでいくんだ私たちは。」









そうなんだよ、どんな世界でも、どんな家でも、今生きている僕たちは先人からの沢山の・様々な期待や希望や夢を託されている。そんな人達がいたことの証明、そんな人達のやってきたこと・夢を結実するために生かされているんだ。(それだけのためじゃないけど)


社会は変わったといっても、こういう世界は残っているんだ。ことの大小にかかわらず、同じ世界に生きる先輩と後輩の間にはこういった信頼関係がある。なきゃいけない。あって欲しい。親子ならなおさら。


同じ志を持って、同じ世界に飛び込み、生きているのだから。


もし自分たちが出来なかったら・結果が出ないうちに生を終えることになったら、また後世にその夢を託していく。


渡せること、受け取れること、信じられること、託せること。素晴らしいじゃないですか。(うまく書ききれないけど。分かっていただけるかしら。・・・感動を表現するって難しい。)







以上。元彌の感動したワンシーン。でした。(良かったら、続けます。どんな人間か少しずつ分かっていただけるかしら?)









いや~。日本のマンガってほんとーに





良いものですねっ。