～身体の声を聴く、シャーマン（叡智あるもの）が目覚める～
「身体に現れている症状は何かのメッセージである」 という捉え方がソマティック・ヒーリングのベースになっています。ソマティック・ヒーリングのセッションでは、前世療法や年齢退行療法やイメージ療法など ヒプノセラピーのさまざまな手法を複合的に用いて身体症状の原因となった感情や体験を見つけだします。潜在意識の強い力が必要な体験へと導き、セラピストはクライアント様自らが身体症状の裏に隠された 「メッセージ」 に気づかれ、自らを癒されるプロセスをサポートさせて頂きます。セラピストやご本人が前世療法で、あるいは年齢退行療法でと手法を選択するのではなく、「潜在意識＝内なる叡智」がその手法を選んで導くところに大きな特徴があります。
【有料モニター様・京都府C様 40代】
・ご職業：アーティスト
・お身体の症状：乳癌の手術後3年半、斜視
・心に抱いていらっしゃる思い：乳癌再発の不安が拭えない
■セッション1回目
①乳癌の原因にアクセス・青い不動明王
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11419562912.html
②天界で展開された未来予想図
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11419734539.html
■セッション1回目のあとに
③乳癌の原因と未来のテーブル
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11420106635.html
■セッション２回目
④斜視の原因「黒い眼帯の男」
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11454493168.html
■セッション３回目
⑤二つの前世（飢餓の男とサハラ砂漠の大富豪）
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11472431753.html
■セッション４回目
⑥天使の贈物「女性性と男性性を織りなしたドレス」
http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11474202963.html
前回のセッションで左側にばかり症状がでる理由がわかりました。今回はさらに「バランス」というキーワードを掘り下げてみたいというご希望でした。自然のなかに分け入ると、ストレスなどでバランスが崩れていたら整えるように助けてくれるけれど、その更に奥にはいるためには、会話をするためには、バランスを日頃から取っていないといけない気がする、そう思われてのことでした。
自然のなかに入った時、自分自身も自然の一部として溶け込み、心をあわせて対話をすることが、アーティストとしての作品創作や、これからのすべてに役に立つ・・・いろいろとお話して、植物とか土とか石とか、大きくは自然と対話ができるところ、そしてバランスをキーワードにして今、見るべき、知るべき場所へと旅をすることにしました。
・・・・・
魂のような、精霊のような、姿かたちのない状態で家の庭の木の枝に座っていました。季節は春、枝は冷んやりとして、濃い緑色の葉っぱたちの向こうの空は光って見えました。
フワリと枝を離れると、庭の木の上から様子を眺めて、フワフワと近くの神社に行きました。境内をぐるりと廻ってお参りをしてからご神木のところに移動して、ご神木の前で浮かんで過ごしました。それからまた、フワフワと近くのお寺に行きました。境内をぐるりと巡ってお参りをして、その近くの竹やぶの中で浮かんで過ごしました。
そこから移動すると、とても大きな森に辿り着きました。苔が生しているけれど爽やかな場所で坂道をフワフワと昇っていくと、とても大きな木の前にいることを感じました。根元から大きな木な幹の、この木の上に昇りたいと思ったら、木が力をくれて、どんどんと上まで連れて行ってくれました。
（画像はお借りしました。）
とても高いところまで来ました。風景を見下ろすと、山々の峰があって、山間の谷が見えて、川が流れていて、その川の先には海が広がっていました。空もあって、太陽は光そのものとして存在していました。
包容力のある大きな木は、魂を抱きかかえるようにして「さあ、見てごらん。世界は広いよ。」と心に伝えてきました。やがて木の中にヒョイと入りこみ、広いベージュ色の世界に小さな石粒のように存在している自分を感じました。
「凄く力強い感じ。下にも上にも引っ張られているような感じ。凄く強い！上にもぐんぐん伸びるエネルギー、下にもぐんぐん伸びるエネルギー、横にも広がっていくエネルギー、引っ張られて凄い感じです！自分のちっぽけさを感じて、とにかく、じっとしています。今はじっとしていろと、木が言ってくれているようです。」
やがて時が来て、木の中から外にでました。幹を眺めていると「またおいで。」と木が言ってくれているような気がしました。自然の大きさを強く感じた時間でした。
その場所から移動すると、草原のお花畑でした。草の上に座り、青空を眺めていました。少しだけ離れたところに、三角屋根の木でできた可愛らしいお家があって訪ねてみることにしました。チョコレート色の屋根に壁、窓枠やドアやテラスは白く塗られていました。山間にポツリとあるお家でした。
銀髪の西洋風の年配女性がいました。ブルーグレーの瞳で微笑みながらお茶を入れてくれました。暖炉にテーブル、窓越しに鹿が覗き込んできて、びっくりしました。薬草の甘いハーブティーを入れてもらい、お茶を頂きながら楽しげな部屋の様子を観察しました。ハーブの瓶がいくつも並んでいました。
女性「休んでいきなさい。温まっていきなさい。よかったら泊っていきなさい。何か食べますか？柔らかくて身体が温まるものを食べなさいね。刺激の少ない、柔らかいもの、温かい物を食べなさいね。」
魂「あなたはいつも何をしているのですか？」
女性「お茶を入れたり、お料理をしたりしておもてなしをしています。周囲の森や草原で薬草を採ってきたり、お花を摘んできたりして、ここに来た方のおもてなしをしています。動物たちとも仲良しで、野生の鹿が遊びに来たり、ウサギが来たり、時には熊も来ます。」
枝でアクセサリーが作ってあったり、置物も手作りのようだったり、お花も枝で作ったベースに行けてあったり、自然のものがいっぱいあることにも気が付きました。
女性「楽しいのよ。森を歩いていると、いろいろなものが落ちていて、それに何か手を加えて作るの。そうするとね、枝も楽しいし、あなたも楽しいの。」
石ころが並んでいたり、石ころのくぼみに花が行けてあったり、ピンクやグリーンやブルーの宝石も無造作に普通のカゴの中に入れてインテリアみたいに飾ってあったりしました。石を使ってアクセサリーを作ったり、ほしい人がいたら分けてあげたり、飾ることを楽しんだりしているとのことでした。蔓で編んだリス、木綿のチェック柄のテーブルクロスもとてもすてきでした。そこにはプラスティックのものはなく、すべてが楽しそうで、どれもこれもが可愛くて、自由な感じの癒し空間でした。もうそろそろ帰らないと、と思うと女性は言いました。
「何かを見つけたと思いますよ。大きな自然の中にポツンと小さな家があってもいいのです。その中で楽しく自由なら、小さくていいのです。」
・・・・・
大木の中で感じたバランスは、上下、横、斜め、あらゆる方向に伸びゆく力でした。その力を周囲に感じたら、大きな丸の中心にご自分自身がいることに気がつかれました。バランスがとれているとは、「円」であることなのですね。そのバランス感覚を大木が教えてくれたのでした。（プロローグの部分は、魂、あるいは精霊のような姿で、身近な自然を感じていらっしゃったのでしょう。）
また、そのあとの世界では、自然で楽しくて不思議な小さな木の家の女性から、第一回目のセッションで見せられた、未来予想図、小さなカフェを開くという予想図に対するヒントが与えられました。
「何かを見つけたと思いますよ。」
銀髪の女性は未来のお店のアドバイザーのようでした。その言葉の通り、Ｃ様はセッションのなかで何かを見つけられたようです。
毎回のセッションが癒しで楽しみにしていらしたというC様、C様のこれからの未来に展開するお話を楽しみにしております。満面の笑顔をありがとうございました
読んでくださって、ありがとうございます♪
珊瑚
皆さまのお役に立てることを喜びとして、奈良でヒプノセラピー（前世療法、年齢退行療法、グリーフセラピー、ソマティック・ヒーリング）、ROH（レインボウオーブ ヒーリング）、自然療法（アロマ＆クレイ） をご提供するサロンを運営しております。大阪、京都、奈良、兵庫など関西を中心に、東京など遠方からも多くの方にお越し頂いております。
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