竹中式マトリクス勉強法 by 竹中平蔵


皆さんご存じ、慶應義塾大学教授の竹中平蔵著の本です。


4年時に彼の授業をとろうと思ってガイダンスに参加した際に紹介された本でまんまと購入してしまいましたw


彼自身の勉強方法への考え方を非常にシンプルに分かりやすくまとめてある本。


以下に、学びや気づいたことを書き綴っていきます。



◆「目標は常に二つ持つべし」

人間は夢のようなことばかり言って足元を見ないタイプと、目の前の課題ばかりを追いかけ大局を見ないタイプに集約されがちだそうです。なぜなら両社はトレードオフの関係だそうな。

しかし、難しいからこそ、この二つ、つまり「直近の目標の追求」と「ビッグピクチャーを描くこと」を両立すべし。


彼いわく小泉元総理はこの二つ大きなビジョンと、目先の目標を持って改革に取り組んでいたらしい。

ビジョンとは「構造改革なくして景気回復なし。」一方で、目先の具体的な目標は郵政民営化や不良債権処理、規制緩和など。


さらに小泉さんには「風吹けど動ぜず、天辺の月」という志があったそうです。これは「たとえ風が吹こうが、天辺の月は動じない」という意味合いで、あまたの抵抗勢力の阻止に屈することなく、構造改革を成し遂げる推進力になったそうだ。この志が、小泉さんの大志と重なり、普段の努力を続けるための支えとなったそうだ。



◆批判は3種類に集約される。


①コントラリアン型

人とはいつも反対の意見を言う人のこと。要はいつも人のやることなすことに異を唱えていればいいので、いたって簡単で、誰でも出来る批判。


②「永遠の真理型批判」

常識的といわれる大人にありがちで、「長期的な視野に立て」や「相手の立場になって考えろ」といったー「その通りです」と言わざるを得ない、永遠の真理ばかりを言うタイプ。確かにもっともだが、「だから何?」と首をかしげたくなる。


③「ラベルを貼る」型の批判

いわゆる決めつけの激しいタイプ。つまり、誰かや何かに何らかのレッテルを張って、空いてを問答無用にしてしまうタイプ。


この3つのパターンに集約されるのが、対案がないということ。

相手のふんどしで相撲をとって、守りに入っていればいいのだから、楽に間違いない。



以上。



元志





『持続可能な未来へ 組織と個人による変革』 byピーター・センゲ



ついに出会ってしまった運命の一冊...


自分の今までの人生の中で本当に多くの本に出会ってきたが、


ここまで心を揺さぶられ、共感し、学びが多い本は今までなかったと思う。



本の中で描かれる登場人物や、


彼らの行動が指し示す意味、


彼らの行動やその意味に対しての著者の解釈、


本を構成するすべての言葉から、


多くの人々が世界を救うために本気になって頑張っている


情熱と泥臭さが伝わって来る。



この本を通して学んだことがありすぎて、ブログを書きながらも、


何を書き出せばよいかわかりません。



とりあえず言えることは、自分はこの本をこれからを何度も何度も読み返して、


その度に多くのことを学ぶんだと思う。



出会えてよかった運命の一冊と言い切れる本です。



元志


3月になっての初ブログ


なんだかすっかりドタバタしててご無沙汰してました。


今日は最近読んだ本の田舞徳太郎の『理念経営のすすめ』という本を読んでて、

出てきた豊田佐吉のお話。


誰もが知っているように豊田佐吉は世界のTOYOTAを造り上げた豊田喜一郎の父であり、

喜一郎の人生観に非常に影響を与えた人物である。


佐吉は貧しい大工の家庭に生まれ、13歳で小学校を卒業し、大工の手伝いをしていた。


しかし、そんな彼は16歳にごろから悩み始める。

当時の農村は深刻な不況に見舞われており、仕事が全くない状態に。

そこで佐吉は「こんなことをしていていいのか」と自問自答をする・


そこで悩んだ結果、7,8人の若者を集めて『日本外史』や『西国立志編』を教科書にして素読会を始める。

彼は、勉強をすることで、子供ながらも国のためになることを模索していた。

そうでなければ男に生まれた甲斐がないと考えたのである。


そこで彼は考え抜いた結果、織機の「発明」を志すことになる。

(母親が内職で一生懸命機織りしているのを見て、もtっと楽に自動で動くような織機をつくりたいと思ったかららしい)


そこで、彼が掲げた志は

①日本人の白人に対する智能の挑戦

②国富の培養

③国際的地位の向上


しかし、困難が佐吉を次々と襲う。


息子が大工を継ぐと思っていた佐吉の父は、佐吉を発明への試みに怒ります。

そこで佐吉は研究室を倉庫のような場所に移し、隠れて研究を続ける。


周りの人たちからは「気違い佐吉」「穀つぶし佐吉」とさげすまされながらも研究に没頭していく。


また、このころ佐吉に地に足をつけた生活をしてほしいと意図して父が佐吉に結婚をさせ、夫人は子供を身ごもるが、佐吉の生活はなんら変わらず、なおも隠れて織機の研究を続ける。

愛想をつかした夫人は息子を置き、出ていくが佐吉はそれでも研究を続ける。


発明した織機の特許がとれ、経済的な苦労がなくなっていきながらも、佐吉の目的は金もうけではないため、

その金をすべてさらなる研究費につぎ込んでいく佐吉。


そのため家にお金は入らず、喜一郎の学校の授業日でさえ滞納するほどだった。


このような狂ったように研究をした佐吉はその人生を自身が掲げた3つの志のために人生をささげたのである。


当初は佐吉のことを恨んでいた息子・喜一郎も自動車の魅力にとりつかれ、製品は違えど、父・佐吉の志を継ぐことになる。





たしかに佐吉は周りへの配慮が少なかったかもしれない。

しかし、その生き方は自身の志に対して、どこまでも素直だった。

どんなに人に蔑まれても、自身の志を貫いた佐吉に


今の自分の状況を重ね、少し勇気をもらった気がする。



元志