というわけで、今回のブログでは第一回就職活動の振り返りをしたいと思います。


ちなみに第一回と書いたのは、直近でいえば、2年後にはもう一度日本で就活をすると思うので、

それが第二回目という位置づけになると考えたためです。


自分にとって第一回目の就職活動は、今から一年くらい前、つまり2009年の5月頃から始まりました。

以下、順に追っていきたいと思います。


【2009年5~7月】

サマーインターンの合同説明会や、JobwebやDigitのいわゆる就活セミナーに顔を出すようになる。

また、赤鬼のShareような一流企業内定者開催の就活勉強会などにも参加。

サマーインターンシップ(基本、コンサルと外銀)の選考も受ける


※反省点

・もっと上手くネットワーキングをしとけば良かったかなと反省。ただ、やはり言い方は悪いが質の高い学生が集まりやすいコミュニティーは必ずあるので、そこでのネットワーキングを重視するべき。

・サマーインターンシップの選考に関しては完全に準備不足でのぞんでしまった。

・結果的にサマーインターンシップの選考で持った外銀のイメージがあまり良くなかったため、就活本番では外銀の選考を受けなったが、①力試し、②優良学生とのネットワーキング、という観点から外銀の選考を次回はしっかり受けようと思う。



【8~11月】

外資系コンサルの選考を受けるため、OBOG訪問。

そこで感じたことは、もちろん組織や人にもよるが、自分の思考性や人間性は決してウケが良くないわけじゃないということ。

しかし、蓋を開けてみると、結果は無残なものに。


※反省点

・結局、結果を出せなかった理由は、『自身の能力不足』にあると思う。能力といっても色々あるが、やはりコンサル志望の子たちは頭の回転が早く地頭の良さが際立っていた。特に議論の展開能力や、問題の本質を見抜く力は自分が劣っていると感じた部分だ。

・選考が進むうちに、就活が自分にとっての手段から、目的に変わってしまっていた。

・サマーインターンシップの経験から、院生や他の学生に対してビビってしまった部分もあったんじゃないかと思う。変に気を遣ってしまったり、冒険できなかった事は、その臆病さが招いたのではないかと思う。しかし、今思うと結局、自分は自分で唯一の存在で、自分が良いと思ったことは失敗をしてでも言うべきだったと思う。やはり自信は大事っていうこと。



【12~2010年1月】

外資系コンサルで結果が振るわなくて、就活に対してのモチベーションがダダ下がりの時期。

そんな中で、試しにトライしたのが、マクドナルドとBTMUのインターンシップ。どちらも短期間のチームプロジェクトを経験。その中で、気づけたことは以下の通り、

①自分は他の学生にもひけをとらず活躍できる部分があるということ

②自分にとって働くということは「価値に食らいつく」ということかもしれないこと

③たとえ、どんな職業で、どんな仕事であっても、自分は楽しめて、成長できると思えたこと

これらの経験は、自分のキャリア観を変えるきっかけになった。

自分が精いっぱい努力して出た結果は、拒否できない。むしろその結果を素直に受け止めることが大事。

けど、だからこそ本気で努力して、最善の結果を求めないといけないんだと思う。


※反省点

・正直に言うと、この時期はこれで良かったと思う。たしかにマックとBTMUのインターンシップは拘束時間多かったけど、そのタイミングでインターンシップをしなかったら気付けなかった事がたくさんあったから。

強いて言うなら、就活自体に対してのモチベーションが下がってたため、インターンシップでのネットワーキングを最大化出来なかったことかな。けど、その分、何人かの人たちと質の高いコミュニケーションが出来て、生涯の友も出来たので、結果オーライだと思います。



【2~4月】

大学院進学をほぼ決定し、就職活動はほぼ社会勉強状態。

けど、なんだかんだベンチャーから外資系の有名どころと様々な企業の説明会には参加できてよかった。

また、GEとの出会いは今回の就職活動で特筆すべきだと思う。最初は、力試しのつもりで受けたのだが、気づいたらその選考を通して、心からここで働きたいと思えた。結果的に希望職種は通らなかったが、その後裏ステージまで準備してくれて本当に感動した。残念ながら、裏ステージではお互いが納得いく落とし所が見つからなかったため、辞退を申し出た。これにて就職活動終了。


※反省点

・なんだかんだ日系の大企業は受けずじまいだったし、OBOG訪問も積極的にはしないで終わってしまった。

第二回就活では、かっこなんかつけずに、徹底して就活という活動にのぞまないといけないと思う。




【まとめ】

就活を通して学んだこと・気づけたことはたくさんあったと思う。

そんな就活をもう一度経験出来る自分はある意味本当に幸せなんだろうな。

第二回の就職活動は、もう一年後にはスタートする。

今回の就活の反省点を踏まえ、次回の就活までに

もっと成長して、自分らしく、納得いく就活が出来るように頑張ろう。



元志





久しぶりのブログ更新です。


昨日、ついに私の第一回就職活動が幕を閉じました。

結局、この就職活動を通して、自身が選んだのは大学院進学。


就職活動の振り返りは、次のブログに譲るとして、

今回は今の自分にとっての大学院進学の意味を、書き綴っていきたいと思う。


そもそも何故自分が大学院進学を考えたのかというと、

「自身の学生生活を通して、経験したことや学びを社会にとって価値のあるものへと昇華させる方法を学ぶため」

です。


自分は学生生活を通して、幸運にも多くのことを経験できたと思う。

一部を上げると、


・地域活性化を目的とした官民共同の拠点であるインキュベーション会社でのインターンシップ

・東南アジアの現状・文化・価値観・将来を学ぶSouth East Asia program

・全体系や複雑系とい学問との出会い

・一年間の米国留学での異文化交流

・米国留学中のJETROでのインターンシップ

・環境系NPOでのインターンシップ

・大学のゼミ活動

・マックやBTMUでの就活インターンシップ

・ステークホルダーマネジメントという概念との出会い


これらの経験を通して、自身が感じたこと・気づけたこと・学んだこと、そして出会った人の数は

本当に数えきれないくらいある。


これらから無理やり共通項をあげようとすると、以下の二点になると思う。


①自分は何が好きなのか、どんな人間なのか、どうありたいのかを考える機会

②今の世界・社会の問題とその解決法とは何なのか、そしてそれを解決する人たちはどれくらいいて、どんな人たちなのかをを知る機会


乱暴に大きく分けるとこういう分け方になるのかな。


①で自分という人間を知り、自分は社会問題の解決に興味があることを知った。


そして、②で社会問題の解決方法や実際に解決に向けて努力する人たちの素顔を知った。


そこで、自分の中に出てきた疑問は


「社会に貢献できる自分らしいアプローチって何だろうってこと?」


こんなに素敵な経験をさせてもらえた自分は、これを真剣に考えるべきだと

日に日に考えるようになっていきました。


そんな自分らしいアプローチを学べる環境だと確信したのが、

慶應のSDMという研究科でした。


入学試験はこれからでまだ入れるかも分からないけど、

学生生活を通して得たものをより価値のあるものへ昇華出来るように

そこで勉強したいと強く思う。


人によっては、「そんなの社会に出て働きながら学べば良いじゃないか」という人もいるだろうが、


こんなに勉強だけに集中できるのは人生の中でも今だけかもしれないし、


勉強ばっかで偏っちゃうかもしれないけど、その頭でっかちな感じも自分らしさだとも思える。


何より、今ここでSDMで勉強したいという気持ちに嘘をついたら一生後悔すると思う。


一生後悔するというリスクだけは、リスクテーカーな自分でも絶対に取りたくない。


だからこそ今、このタイミングで大学院に進学したいと思います。


散文で非常に分かりづらい文章になりましたが、


これが大学院進学を決意した今の僕の考えです。



元志




今日は例の竹中平蔵の講義後に、溜池山王の日本財団で開かれた


アダム・カヘン氏来日イベント

『Power and Love ~私たち一人ひとりが社会を変える~』セミナー


に参加してきました。



そもそもこのアダム・カヘン氏とは誰なのか?


同氏はロイヤル・ダッチ・シェル社で社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。91~92年には南アフリカの民族和解を推進するプロジェクトに参画。それ以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテーターとして、これまで50カ国以上で活躍している。

著書:

『手ごわい問題は、対話で解決する』(ヒューマンバリュー)

『未来を変えるためにほんとうに必要なこと 最善の道を見出す技術』(栄治出版)


つまり、簡単に言うと、彼は社会や経済、政治などあらゆる問題に関してのプロセスを提示する問題解決請負人ということだ。


そんな彼が問題解決プロセスの請負人として戦ってきた20年で得た学びが以下の2点であるそうだ。



①自分たちの【話し方】と【聞き方】が非常に重要。


彼は問題解決のアプローチとして、問題にかかわるすべての利害関係者を集め、彼らの対話を通して問題解決を図るmulti-stakeholder dialogueを採用している。

ここで集められる利害関係者たちはお互いの意見に反対意見を持つものや、利害関係が明確にある関係同士のものも含まれる。

そのような人々が一つの問題の解決にあたって対話をするといっても、そんなにトントンと話が進むわけもない。

むしろお互いを理解できず、対立することもしばしばあり得る。

そんな中で、重要なことが自分の【話し方】と【聞き方】らしい。

この【話し方】と【聞き方の】2つには、それぞれ4種類のレベルがあるらしく、今回のイベントでは時間の都合上、聞き方の4つのレベルを教えてもらえた。


1.download:相手が話終わった後に、自分の言うことを考えながら聞いているレベル


2.debating:相手の話に対して自分は賛成か反対かを決めるために聞いているレベル


3.dialogue:共感するために、相手が何を言っているかを理解するために聞いているレベル


4.presencing:相手の伝えたいことの意味の理解だけでなく、相手と自分の対話を通して両社の間のスペースに何かを創造しようとるすレベル


Social innovationにおいて3と4の聞き方が非常に重要で、この2つが社会変革を生み出すために必要らしい。

しかし、だからといって1と2の聞き方が悪いと言っているわけではない。むしろこの4つのレベルを全て使えることが大事だ。さらに重要なのが、誰かと会話をしている際は常に、「自分は、どこで、どのレベルの聞き方をしているのだろうか?」と自問することだという。


以上のような【聞き方】と【話し方】のスキルを用いて相手を理解、そしてそれを通して対話を実現し、その中でバラバラだったものを一つの何かに統合していくプロセスを通じて、新しい何かを創造することが社会変革には必要なのである。


アダム氏はこの統合のプロセスを「Love」と定義していた。

しかし、「Love」だけでは不十分であるらしい。そこで次の彼の学びが必要となってくる。



②「Love」だけではな「Power」も必要。一方がかけてはだめ。両者が存在することが重要。


ここでいう「Power」とは自己実現のことらしい。

このPowerがなくLoveだけになってしまうと、統合は出来るが、次に新しいものが生まれず止まってしまう。

しかし、現実問題として、人間というものは、両者のどちらか一方だけを選択してしまうらしい。


このアダム氏の学びを言語化したものが、キング牧師の

「愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である」

という言葉だそうだ。



以上、二点が同氏が20年を通しての学びらしい。

今回、blogに書いたのはあくまで今日聞いた話の一部なので、興味ある人は彼の著書を読むことをお勧めする。


他にも、モーセについての裏話など面白い話も聞けたが、それについてはまた機会があったらBlogに綴りたいと思う。



最後に、彼の話を聞いていて自分の気づきを記録。


・自分はSocial Innovationの対象やテーマ(環境問題、食慮問題、格差問題など)に興味を持っているというよりは、social innovationwの手段であるmulti-stakeholoders adialogue や whole system design に興味を持っているということ。:「what」じゃなく「how」ってこと


・dialogue アプローチや全体系にあこがれるのは、自分自身に欠けている部分(もしくは過去に失敗したことがあること)であるため


以上。



元志