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ANDROMEDA MOTOSHIのブログ
そこは最後のフロンティア…

 

火星都市編二本目です。

 

「急発展を遂げた火星都市群であったが、都市間における政治力の格差によりしばしば小規模のテロ活動が見られるようになった。自動開発ユニットが破壊される事件が相次ぎ、システム侵入にも対応できるソルジャー搭乗型警護兵器が開発され運用が開始された。」

 

ロボットは有料の素材を使っています。オリジナル機体も作りたいですが、まだまだ技術的に難しいのとストーリー自体変更点が多くなるのとでもうちょっと先かなと思います。効果音も派手に付けているのでアニメより重厚感と本物感が出せたかなと思います。

 

SFストーリーのディテールというのは難しいです。例えばAmazonプライムの海外ドラマ「エクスパンス」では2200年代なのになぜかスマホみたいなのが出てくるんですよ。ところが基本的にはホログラムで進行したり最新科学を取り入れているのでおそらく手に持つ端末というのはあえて人類のアフォーダンスのデザインとして必要であるという考えなのだろうなと思って見てます。多くの人は手に何かを持たないと手持ち無沙汰で落ち着かないというのがあるのだろうと。

 

このドラマは以前のシーズンは正直しょぼいし暗いし戦闘もあまりないしで見なかったのですが、最新版はCG表現が向上したのかリアルな世界観が構築されていて勉強がてら見ています。ガチのSF世界に共通するのはAIは限定的にしか登場しないということです。あるいははマトリックスみたいに機械VS人類みたいな構図で出てくるかという感じです。ホーキング博士が警鐘を鳴らしたように人類にとってAIは脅威になり得るので現在のアメリカでも世論が二手に分かれていて少なくとも軍事利用にはかなり制限がかかるのではないかと思います。

 

まぁ人が乗って戦わないと面白くないので作り手の言い訳みたいな部分もあると思いますが、スターウォーズはそもそも人類の話ではないのでそこがうまいなと思います。「フォース」の科学的な原理は何とか説明する必要がない訳です。だから逆にその部分がファンタジーになってしまうのでガチのSFファンには敬遠されてたりするのかもしれません。まぁ普通はそこがおもしろいと思うんですけどね。富野由悠季も「ニュータイプ」を取り入れたことをオカルトぽいので後悔しているらしいですが、ガンダムファンは一番そこに影響された訳で売れるためにはある程度ファンタジーの要素も必要なのかなと思います。