南丹市の事件で、改めて南丹市園部町について考えました。

 といっても事件やその真相について掘り下げて考えるわけではありません。

 被害者男児の自宅は古くからの農家の家のようですが、近くには別荘地があります。

 別荘地といっても荒廃した建物の比率が高く、別荘地の入り口にはでかでかと事業者の看板が掲げられています。

 看板の事業者名を見ると、全管連系列の団体のようです。全管連というのは、昔「マネーの虎」と言う番組にも出演していた上野健一という人が代表を務める団体です。(管工事業者の組合の略称の全管連とは全く別の組織です)

 この上野健一という方は、日本全国で昔、リゾートタイプの分譲地の開発・販売を行ってたようで、現在でも存命の人物です。

 この手のいわば限界別荘地が南丹市園部町のるり渓近くにあったんだと、今回初めて私は知りました。

 ちなみに南丹市園部町の北隣の自治体が京丹波町という町なのですが、その町にもやはり全管連系の分譲地が存在します。

 いずれもログハウス風の建物が多く、分譲地の入り口に派手で大きな看板を掲げています。その看板にはまるで部外者に対し進入を思いとどませるような内容の文章が書かれています。

 この京丹波町の分譲地もやはり、荒廃が進行しています。

 今回の事件では、当初色んな根拠のない情報がSNSを通して拡散しました。

 男児の両親が記者会見などの公式の場に姿を見せなかったのも、この事件の謎を深めたのだと思います。

 このニュースに触れるたび、私は数十年前の全く違う事件についてのマスコミの報道っぷりを思い起こしました。

 一つは、奈良県の月ケ瀬村(当時)というところで起きた事件です。

 これは、たしか25,6歳の男性が車で女子中学生をわざとはねて、殺害した事件です。

 当時は、警察が容疑者を拘束するよりも前に、一般マスコミが怪しいと目星をつけた人物に取材をし、顔も出して全国のお茶の間に放送していました。この事件ではマスコミの取材に平然と応じていた男性が結局逮捕されたと記憶しています。

 男性が取材に応じてるとき、男の自家用車もセットで映っていたので、(無職っぽいやつなのに、ええクルマ乗り回しやがって・・)と当時の私は見ていました。男の車は三菱のSUVっぽい車でした。よく、しゃあしゃあとテレビの取材に応じるなぁ・・と、思ったものです。

 もう一つ思い出したのは、「悪魔くん事件」です。

 これは、事件とは言えないかもしれませんが、当時ワイドショーなどで連日報道されていました。

 話の概要は、親が、実の息子に「悪魔」という名前をつけたというだけの話です。その名前で役所に受理されたかどうかは覚えていません。

 しかし、最も印象的なのは、その名付けた張本人の父親がマスコミの前で記者会見をし、威勢よく自分の主義主張をまくしたてていたことです。父親は会見ではスーツを着ており、放送では顔にモザイクがかかっていました。私は、(気の強い父親やなぁ)と当時思いました。このニュースは当時中国でも高い関心を集めたみたいです。

 最近では、首相や知事などトップの政治家も記者会見をしない傾向があります。高市首相をみてても、会見っぽいのを開いたとしても質疑応答のようなものはしない感じがします。なんでなのでしょうか?