10月27日(日)に 東京で 呼吸筋を理解するための講座を開催致します。


『呼吸筋を身体心理学的に観る講座』


【内容】

精神分析の創始者、フロイトの弟子であったウィルヘルム
・ライヒは、西洋で初めて深層心理学に身体を導入した精
神科医でした。ライヒは、言語の分析をするだけではなく
、身体から発せられる非言語の表現を鋭く読み取り、深層
心理にアプローチをしていました。そのライヒはこう言っ
ていたのです。「もしセラピストが何をしていいかわから
なくなったら、呼吸を観るように」と。このことからもラ
イヒが、深層心理を理解するために呼吸を重要視していた
ことが分かります。

ライヒから始まった身体心理学は、大脳生理学、運動生理
学などを統合し、進化し続けて現在に至っていますが、呼
吸を重視することは変わっていません。

では、どのように呼吸を重視しているかと言いますと、身
体心理学的アプローチでは、動物や幼児は正しく呼吸して
いることから、呼吸を教えることには焦点を当てず、呼吸
に制限を与える慢性的な筋緊張を取り除くことに焦点を当
てます。なぜなら、成長過程で身につけた慢性的な筋緊張
のために呼吸パターンは乱れるからです。...

今回の講座では、「成長過程でどのように呼吸が影響を受
けるか」「呼吸と情緒との関連」「それぞれの呼吸筋がど
のような心理的機能と関係するか」というようなことの概
略をお伝えできればと思っています。

なお、ご理解頂きたいことは、今回、豊富な事例研究に基
づいた理論をお話ししますが、ご参加頂く方々をラベリン
グするものではない、ということです。臨床場面で私たち
セラピストは、依頼者を決めつけることはしません。内面
を探っていく時の仮説として理論を用いるのです。今回は
、私の話を聴いて、呼吸パターンから自己理解を深める機
会にして頂くことが目的となります。このようなことに興
味がある方々にご参加頂けたら本望です。

【講師】贄川治樹 (リズムセラピー研究所所長)
http://
www.rhythmtherapy.jp/
profile.html


【コメンテーター】齊藤素子
ヨーガ的な呼吸法や医学的な呼吸という観点から、講座の
中でコメントを入れさせていただき、ヨーガを実践してい
る方の呼吸に対する理解がさらに深まるようにディスカッ
ションを深められたらと思っています。

【会場】新宿マイスタジオ 5C


【定員】12名


【参加費】今回、ヨーガを学んでいる方に特にお勧めしたい講
座ということで、午前の講座も参加される方は割引価格が
あります。詳細は近日中に発表します。


午前の講座に関しては→コチラ をご覧ください。


参加ご希望の方は、お早めにご連絡くださいませ。

手紙motopikay★yahoo.co.jp ★を@に変えて送信してください。