普通のストレッチや武道の本ならば、技にストレッチの方法について詳しく記してある。

 

本書は武道の秘伝・奥義から紐解く、武道身体論をまとめた「柔軟体操革命」の入門書である。

 

いつでもどこでも自分の心と身体の状態をベストコンディションにできる方法があれば知りたくはないだろうか?

 

心と身体を整える「セルフマネジメント」。と聴いたら難しく聴こえるだろうか?

一言で言えば「自己管理」

自分で自分を管理すること。

管理できないと外にお金を支払わねば無くなる・・・

 

目に見えない「原理原則」が働いている。

 

「ベストコンディション=ベストパフォーマンス」

 

日常生活している人が、気分よく過ごすためにもアスリートやダンサーが良い成績をのこすためにもこの原理原則は無視することができない。

 

自らの成長を促し成果を得やすくなるためには在り方や習慣形成が必要である。

 

何をしたいかではない。目標や夢のためになされるべきことはなんだろうか?

 

そして自分の行為や努力はその目標に近づいているのか?離れているのか?

 

現在地はどこなのか?それを明確にすることから始めてもらいたい。

 

各自が求める目標に近づくためにも、「上達の構造」「心構え」「心のあり方」「道」など

を理解することはとても大切なことである。

 

航海図なき航海は目的地にたどり着けるだろうか?

 

もし航海図がなければ迷うことが多くなるだろう。下手をすれば座礁するだろう。

 

ただ、がむしゃらにがんばることが適切な努力ではない。

 

やみくもに行動することは航海図なき航海と同じであろう。

 

身体は自動車に例えられると乗り心地の良い状態がベストであろう。

 

まったく整備もしていない車に乗るのは怖くはないだろうか?

整備していない車でレースに出ようと思うだろうか?

 

ドライバーの思い通りに動かせる車。 

故障箇所がない車。

高速走行やエコドライブ、乗り手の運転でどのようなにも走りになる車。

 

命を運んでいる車は、身体そのものではないでしょうか?

 

ただ頑張る気持ちだけで突っ走れば、怪我したり、燃え尽きたり、うつになったりします。

 

身体の使い方も年とともに変わります。加齢とともに動かしつらくなったり、故障箇所が増えて痛みと戦ったり、いろいろと問題ばかりでてくるのは身体に対する使い方や理解が不足しているからではないでしょうか?

 

年代や性別を問わず心と身体を整えることで得られる「ストレスフリーな心と身体」

運動や生活する上で楽に動ける身体の「軸」

現代において、命がけの武道修行や道歌から得られる達人の知恵

 

ビジネスやスポーツ、そして日常生活に役立つヒントを、わかりやすく解説しました。

 

この本を手にとってもあまり役立たない方

 

・性格に問題があるタイプの人
・感謝がなく傲慢で威張るタイプの人
・欲得だけで生きている。お金だけで生きているタイプの人
・真摯さにかけるタイプの人
・どケチのタイプの人
・難癖をつけるタイプの人
・言葉使いが悪い人
・素直じゃない人
・対話ができない人

残念ながら本書に不向きです。本を本棚にお戻しください。

 

とても効果が期待できる方

 

上記の真逆にある方です。

 


・感謝の気持ちがある人
・良いこと分かち合う人
・真摯さがあり自分と向き合える人

・努力を惜しみなくする人
・言葉使いが丁寧
・素直な人
・対話ができる人

 

健康をなくすとすべてを失います。

しかし、楽な状態を新たに創出することで「ストレスフリーな心と身体」は得らることができます。

 

そして日々の調律が

 

ベストコンディション=ベストパフォーマンス

 

を保障してくれます。

まずは自分を知り、感じ、自分自身と「対話」することとおもいます。