今週の医療機器ニュース | 医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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○中国、病気の診断をAIがサポート 新型の超音波装置
○新型コロナで7都府県の健診中断へ/日本人間ドック学会
○ソニー、人工呼吸器を受託生産へ-新型コロナ対策
○フィリップス、受注済の人工呼吸器を納品せずに新たに1万台を4倍の価格で受注
○埼玉のメトラン、ベトナムから人工呼吸器4000台受注
○オリンパス、使い捨て型内視鏡「21年めどに」
○オリンパス、医療事業の重点強化により営業利益率20%を目指す
○がんの粒子線治療に新機器…臓器守り 体内で分解
○がんの早期発見技術、開発競争を制するのは米新興企業か日本の大手か
○健康診断を受けた人と受けなかった人、病気の発生率・総死亡率に違いなし
○肺がん検診で見落とし続出!「ガラパゴス」な実態とその理由

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○中国、病気の診断をAIがサポート 新型の超音波装置
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57966620S0A410C2FFE000/
人工知能(AI)による超音波診断支援システムの開発を手掛ける
「上海深至辛信域科技(Shenzhi Technology)」がこのほど、
シリーズAで数億円を調達。AIによる超音波診断システムを
地域医療機関にも普及させる。同社はポータブル型超音波診断装置の
開発を手掛ける「成都思多科医療(Chengdu Stork Healthcare)」の
支援を受けて設立された。
(日経新聞 2020.4.14)
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○新型コロナで7都府県の健診中断へ/日本人間ドック学会
https://www.carenet.com/news/general/carenet/49903
日本人間ドック学会は健診現場での感染拡大を防ぐため、
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係る緊急事態宣言を
踏まえた人間ドック健診等における対応について」を通知した。
(CareNet 2020.4.17)
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○ソニー、人工呼吸器を受託生産へ-新型コロナ対策
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-15/Q8TANQT0AFBC01
ソニーは、新型コロナウイルス感染拡大で需要が高まっている人工
呼吸器の受託生産を始める。医療機器メーカーのアコマ医科工業
(東京都文京区)など複数と協議し、生産体制を整えていると話した。
(BloomBerg 2020.4.15)
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○フィリップス、受注済の人工呼吸器を納品せずに新たに1万台を4倍の価格で受注
https://gigazine.net/news/20200413-philips-never-delivered-ventilator/
アメリカ合衆国保健福祉省(HHS)は、フィリップスに約720億円を
投じてアメリカ国内の人工呼吸器の生産能力を拡大すると発表しました。
納品される人工呼吸器の価格は約160万円。
2014年に結ばれた契約において、米がフィリップスに投じた資金は
約15億円。1台あたり約35万円で1万台納品するという条項が存在。
(Gigazine 2020.4.13)
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○埼玉のメトラン、ベトナムから人工呼吸器4000台受注
https://www.viet-jo.com/news/nikkei/200410175142.html
人工呼吸器などの医療機器の開発製造・販売を手掛ける株式会社
メトラン(埼玉県川口市)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の
広がりを受け、救急治療用人工呼吸器の大量生産に向けて準備を
進めている。
メトランは1984年創業で、ベトナム出身のチャン・ゴック・フック
(日本名:新田一福)代表取締役会長らが設立した。
(VIETJO 2020.4.13)
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○オリンパス、使い捨て型内視鏡「21年めどに」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57889380Z00C20A4XB0000/?n_cid=TPRN0003
オリンパスは世界シェア7割を握る消化器内視鏡で、1回のみ使用
できる使い捨て型の製品に参入する。竹内康雄社長が2021年をめどに
製品化する意向を明らかにした。使い捨て型は、既に米ボストン
・サイエンティフィックが腎臓や尿管を検査する製品などを投入済み。
(日経新聞 2020.4.13)
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○オリンパス、医療事業の重点強化により営業利益率20%を目指す
https://www.zaikei.co.jp/article/20200413/561713.html
オリンパスは4月6日、顕微鏡用画像解析装置「cellSens」に、
ディープラーニングを活用した画像解析技術を搭載すると発表した。
治療機器事業への注力と拡大として以下を掲げる。
・消化器科は、消化管ステント、止血デバイスなど付加価値の
 高い製品を拡充。
・泌尿器科は、ファイバーレーザー技術を用いた結石処置デバイスの導入、
 前立腺肥大症処置ソリューションの泌尿器科クリニックへの提供。
・呼吸器科は、気管支内バルブシステムなどによる成長加速。
(財経新聞 2020.4.13)
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○がんの粒子線治療に新機器…臓器守り 体内で分解
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200406-OYTET50006/
神戸大チームが開発したのが「ネスキープ」だ。粒子線を遮断
・低減する効果に加え、手術で使う縫合糸と同じ材料のため、
半年余りで水や二酸化炭素に分解される。
(読売新聞 2020.4.18)
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○がんの早期発見技術、開発競争を制するのは米新興企業か日本の大手か
https://newswitch.jp/p/21852
米グレイルが開発中の検査手法は次世代シークエンサーによる
ctDNAの検出に加え、人工知能(AI)アルゴリズムの活用に
より検査の精度を高めている。検査可能ながん種の幅も広く、
50種類以上に対応するとしている。同社は臨床試験を実施中だ。
(日刊工業新聞 2020.4.8)
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○健康診断を受けた人と受けなかった人、病気の発生率・総死亡率に違いなし
https://diamond.jp/articles/-/234136
「健康診断には寿命を延ばす効果はない」ことを示すエビデンス
(科学的根拠)がある──。健診を受けた人たちと受けなかった人
たちを10年間にわたってフォローアップした結果、心筋梗塞や脳梗塞の
ような動脈硬化による病気の発生率、それに総死亡率のいずれにおいても、
二つのグループに違いは認められなかった。
(週刊ダイヤモンド 2020.4.13)
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○肺がん検診で見落とし続出!「ガラパゴス」な実態とその理由
https://diamond.jp/articles/-/234142
東京都杉並区でも肺がんの見落としが発覚。同区の田中良区長は
昨年1月、自治体が依拠してきた国が推奨する肺がん検診の手法に
矛先を向け、“事件”に国を巻き込んだ。06年の肺がん検診の
ガイドラインで、胸部X線が推奨された科学的根拠を改めて問う
質問状を厚生労働省に提出したのだ。その根拠となったのが、
河北医療財団が原因究明のために立ち上げた外部有識者による
特別調査委員会の「調査報告書」だ。
(週刊ダイヤモンド 2020.4.14)
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