今週の医療機器ニュース | 医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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○フィリップスとSAM、医療画像センター開所
○フィリップスが日本のスタートアップを募集 狙いは病院・診断の外側
○昭和大学、フィリップス・eICU構築・稼働について記者発表
○キヤノンメディカル、 グループの技術力生かし高度化 部門売上高は6千億円へ
○ゼロックス買収判断「半年以内に」富士フイルム会長、膠着続けば断念も
○シップHDは3日続伸
○トータルブレインケア、認知症診断サービス拡販 医療機器メーカーと提携
○心筋梗塞にロボット治療 三菱系医療販社がシステム販売へ
○センサーで膀胱監視し排出のタイミングを予測するデバイスが発売
○低コストで簡単に導入できる医療用画像管理システム『SonicDICOM PACS』
○千葉大病院、CT画像診断でがん疑い見落とし 2人死亡
○画像見誤り肺がん発見遅れ…堺市医療センター
○ゲノム編集の遺伝子治療、規制へ 厚労省が指針改正
○子の発達障害を数値化、機器開発

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○フィリップスとSAM、医療画像センター開所
https://www.nna.jp/news/show/1772947
フィリップスは6日、医療診断サービスのシンガポール・
インスティテュート・オブ・アドバンスト・メディシン・
ホールディングス(SAM)と共同で、シンガポールに
最新医療画像(AMI)センターを開所した。
(NNAASIA 2018.6.8)
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○フィリップスが日本のスタートアップを募集 狙いは病院・診断の外側
http://ascii.jp/elem/000/001/687/1687759/
募集テーマは「AI for Healthcare」。だが、AI専業の企業を募集
するわけではなく、病院や診察室の外での日常のデータ取得やその
仕組み、機器自体など求める企業は幅広いという。
予防面から個人にアプローチするような医療におけるケアへの
しやすさやコスト面での価値創出、また高齢化や慢性疾患への対応、
そして患者主体の健康管理、さらにはデジタル化による
統合ソリューションといった流れは、フィリップスとしても
重視しているHealthTechでのトレンドだ。
(ASCII 2018.6.5)
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○昭和大学、フィリップス・eICU構築・稼働について記者発表
http://www.e-radfan.com/newsflash/66585/
「電子カルテにまとめたデータに対し、eCMが様々な解析を行います。
それを看護師が読み取り、現場へとフィードバックしていくベスト
プラクティスという過程を経て、必要に応じてベッドサイドスタッフが
臨床の際に相談に乗り、臨床効率と医療の質の向上を図っていきます。」
(e-radfan 2018.6.5)
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○キヤノンメディカル、 グループの技術力生かし高度化 部門売上高は6千億円へ
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/35060
医療現場では、病院内に散在する医療画像や患者情報など膨大な
データから有用な情報を峻別(しゅんべつ)することが重要視され
ている。CMSCはキヤノンのデータ処理技術も取り入れ、有用な
情報を集めて解析する診断支援システムを研究中。キヤノンが開発
してきたがんの骨転移を検出する技術などの製品化を目指す。
(下野新聞 2018.6.5)
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○ゼロックス買収判断「半年以内に」富士フイルム会長、膠着続けば断念も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31499320X00C18A6000000/
富士フイルムホールディングスの古森重隆会長は7日、日本経済新聞
などの取材に応じた。米事務機器大手ゼロックスに対して買収案の
履行を今後も求めていくと強調する一方、実際に買収できるかどうかを
「数カ月か半年以内」をめどに判断すると述べた。
(日経新聞 2018.6.7)
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○シップHDは3日続伸
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201806060379
19年3月期通期営業利益予想は前年比4.2%減の175億円だが、
海外における病院運営の負担増があるものの、消耗品などの供給・
管理サービスを行うメディカルサプライ事業、介護関連施設を手掛ける
ライフケア事業で高水準の伸びを見込み、前期比0.2%増と微増益
になると予想。
その後も重粒子線がん治療施設や海外の病院事業の収益化から増勢に
弾みがつくと見込んでいる。
(株探 2018.6.6)
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○トータルブレインケア、認知症診断サービス拡販 医療機器メーカーと提携
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00476425
トータルブレインケア(神戸市)は認知症診断サービス「コグエボ」の
販売を拡大する。医療機器メーカーの販路を活用し、病院や介護施設への
販売を進める。
6月には医療用医薬品卸のアルフレッサホールディングスと
保険薬局などへの販売で連携。
(日経新聞 2018.6.7)
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○心筋梗塞にロボット治療 三菱系医療販社がシステム販売へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31547550Y8A600C1TJC000/
三菱商事グループの医療機器販社、日本メディカルネクスト(大阪市)は、
日本で初めてロボットを使う心不全の治療システムを2019年に発売する。
医師が心血管手術を遠隔操作できるのが特徴。現在は熟練医師に
よる手動での作業が必要だが、同システムを使えば治療の精度の
ばらつきを抑えられる。3年後をメドに10億円程度の売り上げを目指す。
このほど厚生労働省から製造販売承認を取得した。
(日経新聞 2018.6.8)
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○センサーで膀胱監視し排出のタイミングを予測するデバイスが発売
https://www.zaikei.co.jp/article/20180608/446559.html
超音波センサーで膀胱を監視し、排泄のタイミングを予測するデバイス
「DFree Personal」が7月1日に発売される。価格は4万9,800円。
(財経新聞 2018.6.8)
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○低コストで簡単に導入できる医療用画像管理システム『SonicDICOM PACS』
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180604/prl1806041114058-n1.htm
株式会社ジウンは、医療用画像管理システム「SonicDICOM PACS」の
バージョン3を公開しました。また「SonicDICOM PACS」は、
経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業
(通称:IT導入補助金)」において補助対象のITツールとして
登録されました。
(産経新聞 2018.6.4)
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○千葉大病院、CT画像診断でがん疑い見落とし 2人死亡
https://www.asahi.com/articles/ASL68444NL68ULBJ00B.html
千葉大学医学部付属病院(千葉市)は8日、患者9人のCT検査の
画像診断でがんの疑いを医師が見落とすなどして、4人の治療に
影響があり、このうち2人が腎がんと肺がんで死亡したと発表した。
(朝日新聞 2018.6.8)
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○画像見誤り肺がん発見遅れ…堺市医療センター
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180610-OYO1T50007.html
堺市立病院機構は9日、市立総合医療センター(堺市西区)で
健康診断を受けた50歳代男性の胸部レントゲン画像を見誤り、
肺がんの発見が約1年遅れるミスがあった、と発表した。
男性は治療を受けて既に回復しており、ミスを認めて謝罪した
同センターと昨年6月に示談した。
(読売新聞 2018.6.10)
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○ゲノム編集の遺伝子治療、規制へ 厚労省が指針改正
https://www.asahi.com/articles/ASL687WNJL68UBQU012.html
遺伝子を自在に改変できる「ゲノム編集」を用いた遺伝子治療に
ついて、厚生労働省は指針を改正し、実際の患者で試す臨床研究の
規制を始める。これまでの遺伝子治療の臨床研究指針はこの新技術を
想定しておらず、適用外だった。
(朝日新聞 2018.6.9)
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○子の発達障害を数値化、機器開発
http://www.topics.or.jp/articles/-/58543
千葉大、金沢大、福井大、浜松医科大、大阪大の研究者でつくる
「大阪大大学院連合小児発達学研究科」と、弘前大、鳥取大、
佐賀大の研究者で構成する。
約2分間、画面上の写真やイラストなどを追う視線の動きを分析する。
特有の注視パターンを手がかりに障害がある可能性を数値で示す。
(徳島新聞 2018.6.9)
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