【報告】7月17日(水)は第78回水曜行動in新宿でした。 | 川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会

皆さん、7月17日(水)は、第78回水曜行動in新宿でした。以下、簡単に報告します。梅雨空の中、雨に降られることもなかったのですが、途中、工事用車両の出入りで休憩を取りながら、20名で賑やかにアピールを行いました。作成したリーフの200枚は、全て配布しました。川崎からは今回も5名が参加し、チラシを一人で35枚も配布された方がいました。ありがとうございます。


◉月間報告として池田恵理子さんが発言。沖縄での米兵による性暴力事件と情報隠蔽に対して、7月2日、外務省前で350名が抗議に立ち上がったが報道が少なかったのは残念。7月8日、日比円滑化協定に対してフィリピンの女性たちが抗議の声をあげた。ドイツの「平和の少女像」を撤去させる日本政府の暴挙は許されない。令和書籍の国史教科書が検定を通ってしまった問題。中国では被害家族たちが裁判に立ち上がっている、ことを報告。(添付を参照)

◉〝サバイバーを記憶する〟は、中国の大娘・ダーニャン 高銀娥(コウ・ギンガ)さんのことを田巻恵子さんが発信。1937年7月7日の盧溝橋事件を契機とした日本軍の中国侵略の中で、山西省での「殺しつくし、奪いつくし、焼きつくす」無人区作戦が行われ、女性たちは拉致・連行されて強姦・輪姦される性暴力犯罪の餌食となった。そんなつらい人生の中で、高銀娥さんは裁判の原告となって闘った様子がリアルに報告された。是非、添付の資料をお読みください。

◉飛び入り発言として、ドイツ・ベルリンのミッテ区にある「平和の少女像」を日本政府が撤去させるという暴挙出ていることに抗議し、経過を報告したのは、梁澄子さん。「平和の少女像」は、戦時下の女性に対する性暴力を語り継ぎ、二度と繰り返してはならないと警告する像として恒久設置が求められていることを強調した。(別途、署名などが呼びかけられる予定)

◉一坪反戦地主会・関東ブロックの山野澄子さんは、沖縄での相次ぐ性暴力犯罪と情報隠蔽について怒りの訴えを行いました。基地がある限り、軍隊がある限り、性暴力はなくならない、沖縄だけでなく全国から共に声をあげていきたい、と強く呼びかけました。(添付の資料をお読みください)

以上です。8月は、8月14日メモリアルデーで、東京ボランティア・市民活動センターで14時からです。詳しくは、添付のチラシをご覧ください。是非、ご参加ください。(8月の水曜行動in新宿はありません)