道東の旅・最終日の
最後のイベントは
釧路湿原国立公園の散策‼️
釧路港からバスで移動し
釧路湿原の西側にある
温根内木道を歩いて見学した
駐車場で、今回も
ネイチャーガイドさん2人と合流
2班に分かれて散策する事に。
と、このタイミングで雨が
林の中は傘要らずだったけど
木道に入ると地味に濡れる雨
湿地というのは新しい言葉で
昔は"谷地眼:やちまなこ"
と呼ばれ、底なし沼を意味する
深さは4〜5メートル⁉️
木の棒を差し込むとずぶずぶと
底がわからない程深いから
落ちたら最後まず助からないと
携帯など持ち物を落としたら
拾う人が危険なので
拾う事はできないと言われた
安全に観察に来てもらえるよう
鉄の杭を岩盤まで打ちこみ
木道を支える枠組みを作り
半永久的に使用可能な木道が
今年の春に完成したばかり
そんな底なし沼な湿原なのに
エゾシカはやってくるのだ
実際、帰りがけに
私たちの直ぐ側まで来て
逃げて行ったから驚いた
どうやって彼らが沼を
移動しているのかは不明
沼に沈んだとしてわからない
人間と違って捜索願いを
出す事もないからね
とガイドさんのブラックジョーク
安全だと思われるルートを
複数が辿って移動するらしく
"シカ道"ができていた
時々立ち止まって植物の説明
珍しい食虫植物もあった
女性のベテランガイドさん
植物のことを話す時
"ここにいる"
"どこからかやって来た"
などと表現して溢れんばかりの
植物愛が微笑ましかった
何十年も同じ周期で花が咲いたり
していた植物が、天候によって
数週間も咲く時期がズレたり
翌年全く生息しなくなったり
全く違う場所に根付いたりと
ここ数年は特に目まぐるしく
環境が変わっているそうだ
明確な原因がわからないから
とりあえず学者の方々は
"気候温暖化"を理由にしていると
今回あちこちでよく見かけた
白い花は、ハシドイ
釧路市の市の花だそうだ