父、発熱する | モトコのブログ

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一昨日、父の施設から電話があった。

ドキッとしたが、右目がゴロゴロするというので

目薬を差して置きましたが…という報告だった。

そして昨日の昼間、またまた電話。

今度は発熱したので、明日、病院へという電話でした。

その時点では7度越えではあるものの8度には届かず、

という感じでしたが、夕方また電話があって、

8度を超えてしまったという。

そして頭部に傷があるという。

なんだか電話の説明では良く解らない。

どっちにしろ、病院へ連れて行かねばなりません。

 

ケアマネさんには明日の朝の状態で、

対応を考えましょうと言われていました。

更に状態が悪化して、歩けなくなるほどになったら、

それなりの病院の行き方を考えなくちゃならないからと。

とりあえず、昨夜は布団から起き上ったら分かる機械をつけ、

夜勤の介護職員さんが見守ってくれることになりました。

 

そして今日。

実は相棒も定期健診の日で、父には付き合えない。

私も相棒に便乗して、緑内障の目薬をもらうために眼科へ行く予定でした。

そうは言ってられない。

とりあえず、朝8時過ぎに私だけ施設に赴きました。

…父、熱下がってた(笑)

さすが不死身!

 

でも禿げ頭のてっぺんにかなりひどい傷と

おでこ二か所と右瞼にかさぶた?

その周りが腫れて赤い。

右目そのものも腫れています。

帯状疱疹かもしれないと言われました。

 

病院へはタクシーを呼ぶつもりでしたが、

ケアマネさんが車を出してくれることになりました。

看護師さんからは、今の時期、近隣でもコロナがぽつぽつ出ていて

発熱しているとそれだけで玄関から入れない可能性が高いからと

事前に病院に交渉してくれてあり、

施設内に他に発熱している人が居ないこと、

医師には診察の了解を取ってあることを書いたメモと

医師に渡すようにと、

ここ数日の父の様子を書いた封書を渡されて

入口で揉めたら全部、相手に渡せと(笑)

 

で、ケアマネさんに送られて病院へ。

父、発熱ホントにしてない。

36,2度。

私なんて35,1度(おーい、生きてますか?)

揉めることなく、楽々病院へは入れました。

 

病院、結構混んでいました。

それでも30分経たないで呼ばれ、診察。

頭の酷い傷を診て、熱の原因はコレだろうと。

かさぶたなども全然痛くない、痒くないというので、

帯状疱疹ではなさそうだとのこと。

組織検査と血液検査、尿検査を経て、2時間ほど。

 

特に検査の結果を待つのに1時間かかり、

途中で看護師さんが大丈夫?って心配してくれた。

父、じっとしていられない。

テレビなんて見ないで、カーテン開けたり締めたりを繰り返し、

あっちウロウロ、こっちウロウロ。(熱が下がって、元気がある(笑))

大きな声でとんでもない話を繰り返す。

「今、カーテンの向こうにお前がいた!」とか(ホラーかよ!)

「あそこに弟がいる!」(見間違い)とか

「薬を出してくれない」(診察終わってないから)とか

「ここはどこだっけ?どこから来たっけ?」って。

 

看護師さんにOKもらって、補水用のゼリーを持たせた

5分くらいは座って大人しくしてたけど、飲んでるその時だけ(笑)

迷惑だからなんて通じない。

本人は繰り返して同じ事したり、話したりしているつもりもないから。

 

で、炎症は入院するほどの数値じゃない。

点滴ですぐに治まるけど「点滴の間ジッとしてるのは無理だと思う」と

飲み薬で抑えることになった。

私が隣で見てますと言ったが、いやいや~と点滴かわされました(泣)

おまけに始終、父が傷を気にして触るので、

「触るなと言っても無理だろうから」と

禿げ頭のてっぺんに大きな絆創膏を貼ってくれました。

目の中の傷は眼科で見てもらうように言われ、

そのまま施設に往診に来てくれている眼科を受診しに。

今度は内科の先生が書いてくれた手紙を持参。

 

その間に、相棒から定期健診が終わった連絡が来たので、

お迎えを要請(断られるといやだから眼科は言わず(笑))。

11時に眼科着。

相棒にお願いして、父を車に置いたまま私が眼科へ。

最初、先生が車に出向くので…と言われましたが、

やっぱり検査が必要だから、建物に入ってください、

ただし、午前の診療が全部終わる12時まで待つようにと。

それが嫌ならば、他をあたってくださいと言われました。

いや、とりあえずかかりつけだし、父も私も、この眼科の長年の患者(汗)

 

12時は過ぎること確定だから、

すぐに施設に連絡(眼科へ行く前も途中経過を連絡している)して

父の昼ご飯を取っておいて欲しいと申し出た。

途中で、もう限界、脱走すると相棒からメール来て

私も車で待機することに。

12時に呼ばれてやっと診察。

 

目ヤニが出ているので、軟膏を目に入れて、

目薬が処方された。

炎症は見た目より、酷いようだとのことで

来週、12時ギリギリに来てください、経過を見たいって。

ああ、また来るのかぁと、今、脱力している。

 

1時近くになって施設まで送り届けたら、

やっぱり父、施設を忘れている。

「ここはどこだ、何処に行く?」と五月蠅いので

「昼ご飯を食べに来たんだよ」と言ったら腕時計を見て納得した。

すぐにケアマネさんが来て、あとは私がと父を連れて行ってくれた。

看護師さんに様子を話し、処方された薬を渡してきた。

 

このまま炎症が治まるなら帯状疱疹じゃないけど、

明日、明後日、薬が効かないなら多分…って。

今までの施設内あるあるみたいで。

帯状疱疹、後からジワジワ痛みが来ることが多いって。

明日、また電話が来るかもと、戦々恐々している。

今日、半日でもうドッと疲れているのに(涙)

 

傷の酷さは父のせいだと分かった。

「痒いから叩いた」と帰宅途中の車の中で自白したからだ。

医師は「内出血だと思うのだけど?」と首をひねっていた。

目も、ひっくり返したり指突っ込んだりした様子。

「先生にちゃんと本当のことを言ってね」とお願いしたのに、

聞かれても「痛くない、痒くない、健康そのものです!」と言う父です。

痛風で痛い痛いと私に訴えた一人暮らしの時も、

医師の前で「まったく痛まない!」と言ったのだっけ。

付き添って後ろで聞いてて、のけぞっちゃいました。