父ちゃんと猫 | モトコのブログ

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すべてはオーライ♪

初出・月刊「福祉のひろば」2010年10月号

「福祉のひろば」のホームページはこちら→http://www.sosyaken.jp/hiroba/

 

この回はチロちゃん、キツネ顔に描いています。

いわゆる、猫の老衰顔。

もともとは昨年12月8日に掲載したブログ

「ほら、こんな感じで…母の認知症状」に登場した猫と同一です。

2006年ですでにオバサン猫で、おまけに肥満猫でした。

白くて大きな鏡餅みたいなコでした。

あっという間にやせ細り、そして父を大いに心配させて逝きました。

年齢は15歳前後だったと思います。

 

父は動物が好きなようですが、

躾の仕方が犬向きな人だと思います。

きっちり躾けて命令に従わそうとするのです。

そして大変しつこい。

過去、ずっと犬を飼ってきた人でもあります。

犬には大変受けが良かったのでしょうが、

猫には嫌がられる確率が高い躾の仕方かと…。

「呼ばれてもすぐに来ない!返事をしない!

猫は犬と違ってバカだ!」とお怒りでした。

その一方で、バカほどかわいいのかどうか知りませんが、

可愛がるときはべったりと可愛がる。

猫が嫌がっているのに解放しない可愛がり方で

逃げられてまたお怒りになる…。

 

昨年、同居中には私の猫を勝手に改名して

サバトラのシェリを「縞ちゃん」

クロネコの弓彦を「黒ちゃん」と呼んでしつこくして

嫌われていました。

今まで何匹も共に暮らして来ましたが、

「ここに居ろ!」と言われて素直にその場に来てとどまる猫は

一匹もいなかったです。

抱かれたくない時に無理やり連れて来られて抱かれて

腕からすり抜けて行くのは日常茶飯事、

「抱いてやったのに愛想をふりまかない」と言われても…。

オマケに認知症のせいで、ショートステイで一晩空くと、

「あら、猫がいる!」と新鮮な驚きを毎回していました。

今は聞いても「覚えてない」と言っています。