秋の夜長 | モトコのブログ

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すべてはオーライ♪

秋だなぁと感じるのは、

朝4時半に猫の弓に起こされると、窓からまだ夜空が見える時。

星が瞬いたりしている。

すぐに夜が明けてくるけど、夏だとすでに明けてる時間なんだよね。

仕方なく起きるのが4時半なんだけど、

弓は4時前から何気に起こしに来る。

最初はトントンと手で軽くタッチしてくるんだけど

私が起きないものだから、最後の手段として鼻とか耳に牙を立てるのですよ。

それもだんだん弱→強と段階を踏むので

がぶっと来ないうちに仕方なく起きるのがだいたい4時半の今日この頃。

 

でもすぐに猫のお食事になりません。

リビングの床に起きて一番にモップを掛けます。

これ、タレントの坂上忍さんがバラエティーで話していたのを聞いて試したのが最初。

ホントに綺麗になるんだよね。

一晩かけて床に降り積もった埃がそのまま一掃できる。

猫たちは私の家来みたいにモップ掛けに付き合ってからご飯です。

ご飯あとに木陰で水を飲む弓ちゃん。

毎年、だいたい10月に観葉植物を家に中に入れます。

今、家の中はジャングル風味です。

 

さて、前回のブログから10日ほど経ってしまい、

その間にお散歩の11日も終わりました。

ささやかに4人でお散歩をしました。

三島大社は七五三で結構人が多く、散歩前には

綿帽子のお嫁さんもいらっしゃって、なかなかにぎやかでした。

 

父の介護認定に行った結末を報告していなかったので、

それを含めたその後をちょっと書いておこうと思います。

 

父はやはり少しずつ頭がダメになっています。

介護認定の日には、いつもは私を案内してくれる自分の部屋が分からないようで、

「えーと、どっちだったっけ?」と回廊式の廊下の真ん中でウロウロ。

挙句、私を従えて自分の部屋を通り過ぎて行きました…。

 

体が良くても頭がコレだったら、認定が下がりはしないんじゃないか?甘い?

とりあえず、市役所の方の質問にはよどみなく応えて終わりました。

そのあと、すかさず施設の職員さんが「そろそろおやつの時間ですよ」と言うと、

すぐに嬉しそうに立ち上がって食堂へ向かう父。

完全に私や市役所の方がいることは頭から消えている様子。

が、部屋の前で食堂がどちらか迷った後に逆方向へ向かった。

まぁ、回廊式なのでわざわざの遠回りになりますが、たどり着きます(笑)

 

父が出た後で、市役所の方に父の質問の応えがホントかどうか聞かれました。

ほとんど「違います」って訂正するようなことに…。

商売をやっていた関係だと思うけど、その場でスラスラ応えるのはホントに上手。

まだ87歳なのに胸張って「89歳です、もうすぐ90!」とか応えてる。

覚えててくださいと言われたことも、他の話をするときれいさっぱり忘れ去り、

「もう90になりますからねぇ、物忘れもしますよ~」はっはっはっと笑って、スルー。

が、爪は自分で切りますか?と言われ、「ハイ、自分の爪切りで!」と応えるので、

あれ、爪切りなんて渡してないぞ(一応刃物なので禁止)と思ってたら

なぜか、袋から記名した爪切りを出してきた。

誰だよ、渡したのは!(面会に来てくれた誰かだと思いますが…)

でも、爪切りのある場所を、ちゃんと覚えているのだった。

が、持って来てくれた人は誰なのかは忘れ去っていて、覚えてない。

と言うわけで、介護認定では、どういう判断が出るのか謎です。

 

検査に絵を見ながら同じポーズをするというのがあり、

バンザイとかはできたのだけど、

太ももは上げずに脚を椅子から伸ばすのができなかった。

太ももを市役所の方が抑えて、膝から下だけですよと言っても出来ない。

父が退場後、あれは何を見るのですかと聞いたら、

認知障害が出ると絵を見て自分の体を同じようにポーズするというのが

出来なくなってくるのだそうで。

太ももが力いっぱい上がっちゃうのは運動能力的には良いけど

どうしても足先だけを上げることができないのは頭的には「?」状態。

本当にどういう認定で収めてもらえるのか…?

 

ちょうど、それから一週間後に、相棒がお休みを取ってくれて、

父を連れて健康診断に病院へ行きました。

老健で病院にそれなりの説明をしてあるからと言うことでしたが、

大きい病院なので結局、午前中かかり

看護師さんが父に何か聞いても父は調子よく適当な返事。

本人を前にその質問は認知症の父には答えられないとも言えず

とにかく大変疲れました。

座って待つ間も、待っている間にどうして自分がここにいるのか

分からなくなるので、その度に健康診断だと言うのですが、

「何故そんなことをしなくちゃならない!」と不穏になってくる。

でまた、老健から老人用のお食事付きマンション(と父に言っている)に行くのに

必要だからと説明するのですが、

またまた「そんな話は聞いていない!どこにも行かない!」と不穏になり…の繰り返し。

済んだ検査も「これから」に父の脳内ですり替わったり、

その逆に「もうやった」ことになっていたりで、

その度に説明して理解できる一瞬と、不穏になる一瞬がごちゃ混ぜ状態。

待ち時間は楽しい世間話を振るのだけど、それさえノッてくる時と

不穏になる時があって、もう地雷原を進む気分。

会計までたどり着き、昼近くなり、とうとうこれはヤバいと言う感じで

「まだかかりそうですか?」と聞きに行ったら係の人が察してくれ、

老健あてに請求書を送りますから、お帰りくださいと言ってくれました。

老健に戻ったらちょうどお昼ご飯の時間になり、

父はいつもと違って私を振り返りもせず、入口から見える位置の食堂に

一直線にご飯を目指しました。

 

その後、相棒と朝早くに仕込んでおいた炊き込みご飯でお昼を食べて

午後一番で父の入居する「老人用のお食事付きマンション(ケアハウス)」に

掛け布団と枕とベッドパッドなどの寝具や、着替えやタオルなどを持っていきました。

もうツバ付けた!の状態にするのに、父が入ってなくても

部屋代一か月分(10万円ほど)をお支払いする約束になっています。

このお部屋代金に食事代とか、ケアの代金が加算され、17万程度になります。

お暇しようとしたら、この施設のショートステイでお世話になったケアマネさんが出ていらして、

「面接のときには私を忘れてしまったようだけど、お父様はよろしくお願いしますと言われて

にこやかにされてました」と。

ケアハウスの職員さんと、父の面接に行ってくださったそうです。

その場では話を合わせて、本当に愛想の良い父…目に見えるよう。

そんな話は聞いてないどころじゃないじゃんと思う私でした。

 

んで、昨日。

ケアハウスの食堂には大型テレビがあるのですが、

午後6時半には消してしまい、その後はそれぞれのお部屋で…との話で、

備え付けのテレビはないので父にテレビをプレゼントすることにしまして、

電気屋さんに頼んであったテレビをケアハウスに運んでもらう日でした。

テレビを買いに行く前日に、洗濯していたら脱水ができない。

長女から譲られた洗濯機で、32歳の彼女が大学進学した時に買った洗濯機。

どう考えても寿命だと思い、買い替えることにしました。

 

テレビをプレゼントは実は手元にへそくりの現金が6万円があったゆえ。

クレジットで立て替えたお金を現金でいただいたり、

ちょっとした収入を貯めたりしてあって6万円になっていました。

テレビと洗濯機で6万円で収めるのはどうだろう?と思いましたが、

足りない分は相棒が足してくれて、何とかなりました。ラッキー♪

消費税8パーセントは大きく、予算は2万円ほどオーバーしました。

 

古い洗濯機には「長い間よく働いてくれて、ありがとう」と言葉をかけて、なでてお別れしました。

私の洗濯をしてくれた年月も7年…そう短い年月ではありません。

本当にご苦労さん、と思います。

機械って不思議と声をかけていると、気持ちを汲んでくれて長持ちする気がするんだよね。

 

設置に来てくれた電気屋さんにテレビの話をしたら、

洗濯機の前に施設に行って設置してきましたよと言われました。

勝手に洗濯機の後がテレビと思っていたから、立ち会うつもりでいました(笑)

 

そんなこんなの10日の間で、秋バラのゴールデンセレブレーションは

写真を撮る間もなく咲き終わりました。

昨日からフェリシアが咲いています。良い香りです。

  

これが全体像↓

周りの雑草風も咲いていて、小さな庭は結構にぎやかになってます。