父の老健再入所 | モトコのブログ

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すべてはオーライ♪

今日の午前中、父が老健に再入所しました。

3か月後をどうしようと、このところずっと考えています。

もう無理だという気持ちと、お金の問題を含めた諸問題や

もっと大変な人もいるのだからという気持ちと

あっちに揺れ、こっちに揺れ…でも…やはり無理!かな?

←父仕様の部屋の一部。

猫の弓ちゃんの上の方の「お手洗い」の張り紙二つ、

これが大変、良かったようで迷って探し歩くのが無くなりました。

同時に張り紙の貼ってある茶箪笥は移動してここにしました。
ちょうど写真の真ん中、右あたりに炊飯器がちょっと見えるんだけど

ひっこめたところにあることと、電気を夜に付けない(保温しない)ことで

余り目につかないようで、炊飯器に興味を持つことが無くなりました。

写真の一番下右側はテーブル下が見えないように、突っ張り棒でカーテンを吊るした。

ここに米とか小麦粉、梅干しやらっきょうの容器を隠してあります。

左に見える段ボール箱はダミー。

開けても衣類しか出てこない。

食べ物を入れた段ボールはキッチンにあり、上にお盆が載せられている。

こんな感じで1か月を過ごしました。

 

以下は今日の日記です。

 

父、4時半にトイレに起きて、また寝た。

私はそのまま入れ替わりに起き、猫にご飯をあげて寝直し、6時に起きた。

珍しく私の後に父が起きたが、着替えが長すぎるので覗いたら、新品の夏用シャツを開けて着ている。

着るのは良いが名前が書いていないので、今日、老健に行くのに名前が無いとダメだからと一旦脱がせて名前を書いてまた着せる。

と、昨日風呂上りに着てきたシャツが丸めてあり「これはなんだ?」と言う。「昨日風呂上りに来て来た」と応えると「なら、こっちに着替える」と言う。「せっかく着たし名前も書いたからそのままでいいじゃん」と言うと「着替える!」と声を荒げて怒るので放置。が、またなかなか出てこないのでおかしいと思って覗くと、今日、老健に持って行く荷物を広げている。朝からイラつくは、疲れるは…。新品シャツは荷物に追加した。

父をもうここに引き取らない決心が、良い父の姿を見たらぐらつくだろうから丁度いいのかもと思った。やはりここでずっと見るのは、ご免こうむると決心が固くなったから。

やっと部屋を出てきたら、今度は床の小さなゴミを拾い歩いている。いつもは知らん顔しているのに。今日は目が良く見えるのか?猫が悪戯して食い破る5ミリ四方程度の紙の切れ端なのに。「今から掃除をするのだから、拾わなくても良いよ」といったら「きれいが好きだから、きれいになるのだから良いじゃないか!」と怒った。朝起きたときは、テーブルに用意しておいた朝のコーヒー用のカップで水を飲んだらしく、水が入ったまま放置してあった。いいよ、水だって飲みたいだろうし、そこに置いてあれば使うだろうよ。でもなぜ、自分のカップじゃなくて私の使う?これ、本当によくある。自分の湯呑はそのままで、私の湯呑をわざわざ探して来て使ったり。歯ブラシも。ピンクの歯ブラシをなぜ選んで使う?それで入れ歯、ごしごし洗う?そのあと、私が知らずに歯磨きして、歯磨き粉の違いに気付いてやられた!と思う。ああ、やっぱり一緒は無理だ、ストレスだ。

洗面を終え「新聞を取ってきたか?」というので、まだだと言うと取りに行った。またまたすごいヘアトニックの匂い。良い香りを通り越している。

ウロウロして落ち着きが無く、すぐに寝室に隠したはずの老健用の荷物を出しに行くので、声かけをし、7時からご飯の支度をはじめ、7時半前には朝ごはんが終了した。

寒いと言うので、外へ行って日向ぼっこに付き合う。8時に戻ってきた。「リハビリに行くのに、これでいいか?オシャレしないと」などと言うので「ネックレスでも付けてく?」というと笑った。

笑ったと言えば、昨日のディサービスで写真を写して持たせてくれた。良い笑顔で笑っている写真。それを今朝見て「これはなんだ」と言う。「お風呂後だね、着ているものが変わっているから」というと、今来ているシャツを見て「同じものだから俺かしら?」みたいな反応。「いつ写されたのだろう、勝手に撮って」と怒っている。カメラ目線でにっこりピースサインしていてそれは無かろう。

老健あてに手書きの引継ぎを書いたので、以下に残しておく。

 

職員さんへ

今日からまた、お世話になります。

この一週間、昼夜の取り違えが一日おきくらいに見られます。6時半~7時に就寝するため、7時~9時に目覚め「朝だ!」となかなか納得しなかったりします。

私の相棒のことは完全に分からなくなりました。「お宅さんはご近所ですか?」と聞かれていました。今までは居なくなってから「誰だっけ?」と聞いてきましたが、それが無くなりました。

コーヒーを飲みながら「これはコーヒーじゃない、紅茶だ」と言い張りました。また、砂糖を入れかき混ぜ忘れは良くありましたが、砂糖そのものを入れ忘れ、そのまま残っていることがあります。砂糖入りコーヒーが大好きだったはずなのに…。

私のカップ、歯ブラシを、自分のが横にあるのに使ったりします。私のはピンクで、形も全く違いますのであれ?と思っています。

カレンダーに今日から先に予定が書きこんでないので「リハビリは今日が最後か?」と聞かれ、そうだとつい応えてしまい、明日からはずっと家に居られると(たぶん)思っています。行ってしまえばまたすべてを忘れそうですが、どうぞよろしく対処お願いします。

 

上記を打ち込んでいる途中で、8時半だと外へ出ようとして、荷物のことを聞いてきた。「荷物はちゃんとしてあるから心配いらない、職員さんが持ってくれるから。それに迎えは9時半以降だよ、カレンダーを見て」と言うと「8時半だ」と言い張る。カレンダーを見たら自分で9時半を8時半に書きなおしてあった。そんなことされたって責任持てない。そして、朝ごはんを食べてないと言い出した。「食べたよ、バナナとヤクルトも。食べていた時にコーヒーが少し残ってて、どう?と勧めたら断ったよ」とか事細かに話していたら食べた気がすると言いだした。9時、早いけれど最後だしと思い、ぜんざいとお茶でおやつにする。喜んで食べた、すごい勢いで食べた…。もう、このところ食べ物の食べ方が、前回と違う。流し込むようにガツガツ食べる。食べた途端にトイレに行き排便。

9時25分老健のお迎えが来た。荷物を頼んで見送った。書類のやり取りを父が見ていたが「ではヨロシク」と言う段になり「俺も行くのか?」というので「お父さんが行かないでどうするの?」と…。人が一緒だと「すいませんねぇ」などと愛想が大変良い。「荷物持ちましょうか?」なんて言いつつ、何もわからないでここを出て行った。11時半、ケアマネさんが様子うかがいに来て、もうどこから来たかわかっていない様子だったと言う。「捺印した書類と、洗濯ものを持って行きますよ」と声をかけてくれたので、追加分の、朝洗濯した衣類を取り込んでお願いした。

 

日記より以上。

午後から、片付けなきゃ、やりたいことできるじゃん,

マンガの9月号も何とかしないと…とか思いつつ、

なんだかだらけて何もする気になれなくていたのだが…

孫がやってきてそのまま子守に突入したのだった(汗)

 

9月号と言えば、雑誌の会社が大阪なので

地震でどうしよう?大丈夫かなと気になっていました。

今日、担当者から連絡メールが来て(8月号のゲラが来た)

関係者はとりあえずみな無事なようでホッとしました。

とはいえ、地震で被害をこうむった方がとても多いようです。

謹んでお見舞い申し上げます。