1月22日(金) | 元木昌彦の「編集者の学校」

元木昌彦の「編集者の学校」

「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」など数々の編集長を歴任
政治家から芸能人まで、その人脈の広さ深さは、元木昌彦ならでは
そんなベテラン編集者の日常を描きながら、次代のメディアのありようを問いただす

 夕方、近くに引っ越してきた「マガジンX」の編集部を訪ねる。神領編集長と一緒に、近くにある鉄板焼きの店「屯」へ赴く。
 ここは、あのマライア・キャリーが来日したときに来た店で、店の隅には、彼女が座った椅子とテーブルがある。
 ここでワインを呑んで、リーガロイヤルホテルまで歩いて、BARに入る。ここは講談社にいるときはよく使った、なかなか雰囲気のいいBARである。
 講談社の「ベストカー」も同じだろうが、クルマ雑誌はいま大変な時を迎えている。クルマはそこそこ売れてはいるが、売れ筋は小型車ばかり。昔のように、高級車を買うためにクルマ雑誌を読もうという人は少なくなっている。
「マガジンX」も生き残りを賭けた年になりそうだ。好漢・神領編集長、頑張れ!