ドライシッパー(凍結胚の輸送用タンク)を購入しました。

 

ドライシッパーは内部に液体窒素の吸収材が入っており、そこに液体窒素を吸着させることで内部を極低温に保ち、その中で凍結胚を移送することができます。

液体窒素がそのまま液状になっているわけではないので、万一、転倒してもこぼれ出る心配はありません。

専用のハードケースに入れることで、さらに安全に運ぶことができます。

 
タンクの容量にもよりますが、この中で1週間程度は凍結胚を維持することができますので、長距離の輸送も可能となります。
 
当院へ胚移送のご希望がある患者様や、転居などで他のクリニックに移送する必要のある患者様にお貸出し致します。
通常、一般的な宅配便では取り扱ってもらえませんので、患者様ご自身で運んでいただく形になります。航空便など長距離になる場合は、専門の業者に依頼することも可能です。