乃木坂46、ここ2日間のテレビ出演まとめ&感想 | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

おととい、昨日と、トップアイドルグループの乃木坂46がテレビの地上波で存在感を示しました。

 

4連休最初の日の23日(木)は、夜10時~という絶好のタイミングでNHK『シブヤノオト』に出演...

 

昨日24日(金)は、夜18時半からのMステ3時間スペシャルにて、19時過ぎという、これもまた絶好の時間帯でのパフォーマンス。

 

コロナ禍で自粛してお家にいる人が多い中、この2つの出演によって、乃木坂46は、他のアイドルグループとまたまた大きく差をつけたと思われます。

 

以下、解説しつつ、ひとつひとつ感想を述べていきたいと思います。

 

 

 

まず、『シブヤノオト』ですが、冒頭でスタジオゲストとして登場し、その直後に、あらかじめ聖地神宮球場で収録しておいた『何度目の青空か?』を流しました。

 

 

しょっぱなの登場ということで、まず目立ちましたし、視聴者に対する”つかみ”としても成功だったと思います。

 

続いて、しばらく間を置いた後、番組開始45分すぎに再びスタジオゲストとして登場して、たっぷりのトーク。

 

トーク後に、チャリティーソングの『世界中の隣人よ』の収録済み映像を流しました。

 

 

チャリティーソング(『世界中の隣人よ』)に取り組んでいるという事実は、乃木坂のことを知らない人や常時追いかけてない人に対し、好感度を上げたことでしょう。

 

冒頭で披露した通常曲の『何度目の青空か?』の披露と切り離して見せたところが良かったです。この点、NHKさん、グッジョブグッド!です。

 

続けざまに2曲披露の場合と比較すると、爪痕の残り方がこっちのほう(分けるほう)が強く&濃くなると思いますし、チャリティーへの取り組みが分けることで目立つことにもなりますから。

 

さらにさらに、この日の乃木坂46は、番組のラストで、エースのひとりである生田さんのピアノ伴奏とともに『Believe』の大合唱の主役として登場しました。

 

 

野球でいえば、先制中押しダメ押しと、理想的な攻撃スタイル。

 

別の言い方をすれば、”三段ロケット”という感じでした。

 

乃木坂46のための『シブヤノオト』だったといっても過言ではなかったかな。

 

『シブヤノオト』には、[Alexandros]さん、BiSHさんなどの他のアーティストさんも出ていましたから、そういった他のアーティストさんのファンに対しても存在感を示したといえますし、他のアーティストさん目当てに見に来ていた人の中に乃木坂の新規を作ることにも成功したかもしれません。


以上のことから、NHK全国放送で示した、存在感、好感度、イメージUPは、他の女性アイドルグループとのあいだの格差をさらに広げたことは間違いないと思われます。

 

『シブヤノオト』に関しては大成功でした 合格

 

 

 

その翌日(昨日)のMステでは、19時すぎという、これまたなかなかの好時間帯に出演。


小室氏と秋元康氏とのコラボ曲(『Route246』)を披露しました。
 

夏らしい涼しげな衣装(?にひひ)で爪痕残したかな?、って感じ...

 

 

 

でも、正直な感想としては、曲は小室サウンドを感じさせながらも、歌詞にさほどのインパクト無し。

 

また、タイトルの『Route246』とは何ぞや?、とも思ってしまいました。

 

紫色の統一感のある、いや、統一感の強すぎるユニフォームは、メンバーの個性を消してしまってもいる...

 

しかも、ステージの後ろの色が青系統の色で、さらにメンバーを目立たなくさせてしまっている。

 

昨晩のMステのステージのコンセプトはいったい何?

 

そう責任者に聞いてみたいと思いました。

 

 

とはいうものの収穫やら気づき・ヒントは私なりにはありました。

 

1.遠藤さくらちゃん...

紫色の統一感の強すぎるユニフォームはメンバーの個性を消してしまっていると感じましたが、そんななかでも目立っていたメンバーはいました。

私の目から見た感じでは、齋藤飛鳥,遠藤さくら,与田祐希,生田絵梨花の4人です。

埋もれていませんでしたね、この4人は。

没個性的にしてしまうユニフォームにも効用があるってことか...

本当に集団のなかでも目立つ力のあるメンバーを洗い出せるわけだから。

それにしても、センターで主役なので飛鳥ちゃんが目立つのはわかるんですが、それに負けず劣らず遠藤さくらちゃんが爪痕残していたのは、「やはり逸材か!この子」と思いました。

それに、こう感じたのはわたしだけではないみたい。

本記事をある程度書き終わってTwitter上を見ると、まとめサイトでもほら、この通り。

 

 

 

2.この曲はダンスに色を付けて楽しむ曲か?

この曲のダンスは激しく、メンバーを筋肉痛にさせるほどだとか。

 

 

録画をくり返し見てみると、確かにそうかも。

しかし、昨晩は、そのダンスパフォーマンスの良さを見る人にしっかりアピールできてなかったようです。

昨日見た感じでは、統一感の強すぎる単色のユニフォームが、ダンスのアクセントになる部分とかも消してしまってるような...

そんな気がしました。

改善策としては、カラーコーディネートじゃないかな。

ポジションによって色彩を変えた色とりどりの衣装を着せてパフォーマンスさせると、ダンスの良さが映えるかも?とも思いました。

いわば、この曲は、ダンスに色を付けてみると良くなる曲じゃね?

見せ場となるシーン毎に映像を止めて、それをモノクロでプリントアウトしたうえでカラフルな塗り絵をしてみる...

そして、その塗り絵通りの衣装を作って、着せて、それでパフォーマンスさせる。

そんなことをすれば、すごく良くなるかな?、とも思いました。

かなり手間ひまのかかることだし、専門家を駆り出してよく考えてやらないといけないことですが、そういうの見てみたい気もします。

 

 

3.”Hang in there”とは?

この曲の歌詞には”Hang in there”というフレーズが多用されています。

日本語に訳すと、「あきらめるな」,「もう少しだ、がんばれ」,「へこたれるな」などといった意味...

しかし、連発しているからには何らかの特別な意味を含ませているよな、と考えました。

原点に戻って考えると、この曲はそもそも秋元康氏にとっての小室氏との友情をテーマにした曲だったことを思い出しました。

小室氏は、芸能人らしく自由奔放かつ波乱万丈な人生を送ってきた人で、ヒット曲連発で一世を風靡したことありーの(最盛期は推定年収23億円)、スピード離婚ありーの、裁判沙汰ありーの、文春でスキャンダル報道されたことありーの、引退発表までありーのと、まさに”ザ・自由人”ともいうべき人。

C型肝炎や難聴にもなって、人としての健康すら危うかったような人。

そんな小室氏でも、「まだギリ大丈夫だよ」と励ましのエールを送ってる曲なんですね、この曲は。

ある意味、乃木坂は「場所」でしかないんだ...

小室氏への宛書きの曲だし、一度は引退した小室氏を再び芸能界へと迎え入れるための曲なんですね。

でも、あらためて、この世界で成功者・勝利者になるには才能と自由奔放さなんだな、と確信できる一曲でもありました。

 

 

長くなってしまったので、今日はこのへんにて...

 

最後に、”不死鳥(フェニックス)”小室哲哉に乾杯!!🍻 

 

今後の活躍を楽しみにしておりまする~ ニコニコ