「僕は今はAKSと無関係」(秋元康)... | 超絶メタアナリシス

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☆☆☆ 都心(台東区)在住です ☆☆☆

昨日、NGTの公式サイトにて、NGT山口真帆事件についての「第三者委員会」の調査報告書と、それを受けた運営の措置が発表されました。

 

考察をしたいと思います...

 

 

 

 

1.あらためてはっきりしたこと

 

・マンションでの事件後、公園へ移動して、山口さんと男たちは話し合いをしたという事実。

・公園には、話し合いの最中に、NGTのマネージャーらが到着したという事実。

・さらには、警察も、その公園に到着したという事実。

 

2.あらたにわかった事実

 

・複数の録音テープが存在すること。

 

 

 

本事件が起こった直後、山口さんが住んでいるマンションの近くに公園など無いよー、とネットで発信している人たちがいましたが、それはウソの情報拡散だったみたいですね...

 

公園は実際にあったみたいです。あとで、警察もその場(=公園)に到着してますからね。

 

そして、公園へ移動して話し合いが行われた。しかも、そのときの録音テープが存在している。

 

山口さんが無傷だという事実、および、事件が起こった場所(=マンション)とは別の場所(=公園)に山口さんみずからが自分の足で歩いて行ったという事実、さらには、この録音テープの内容もあわせて検討してみて、それで司法当局は不起訴にしたんでしょうね。

 

確かに、これだと有罪は立証できないように思います。

 

山口さんが自分の意志で公園まで歩いていっている以上、男たちが、「”話し合い”の一環の中で最初はちょっとモメただけ」と言い張れば、他に悪意を立証する証拠は何も無いからです。ケガもないですしね。

 

そして、公園にいるところを警察官が直接自分の目で見たということ。これがデカイ。

 

だから、前にもこのブログで書いた通り、不起訴は妥当だな、と。

裁判をやる前からほぼ100%無罪が決まっているわけだからです。

 

また、主犯(甲)が無罪なら、その他の関与者(共犯。乙,丙,A,B,C等)も無罪になるのは当然です。

 

どんな犯罪でも、主犯が一番罪が重くなるのが法の論理というもので、とくに、主犯が無罪なのに共犯が有罪なんて、そんなさかさまなこと、理屈的にありえませんから。

 

結果、刑事事件的な処理としてはやっぱり妥当だったんだな、と思いました。

 

 

 

 

あと、もうひとつ、事件とは直接関係ないことですが、あらたに明らかになったこととして、”秋元康氏は今はAKSとは無関係”だという事実が挙げられます。

 

というのは、AKSの組織図と役員一覧が出ているからです。

 

 

 

 

会社法の規定により、取締役会が設置されている株式会社では、取締役会が会社の運営についてすべての責任を負うことになっています。

 

人事権、監督責任、そして、すべての業務命令の責任は取締役会にある、というのが法の定めるところです(会社法362条等)。

 

そして、秋元康氏は取締役会の構成員である取締役ではない(名前がありません)。

 

つまり、秋元康氏はAKSの一員ではなく外部の人間ということになります。


 

 

じゃあ、秋元康氏はどこに所属する人間かというと、AKSから頼まれてプロデュース業務だけを行う株式会社Y&N Brothersに所属する立場のようです。

 

この会社は、秋元康氏の身内(秋元伸介氏)が社長で、設立者が秋元康氏ということみたい。

 

 

(株)Y&N Brothersの内幕についての情報(別情報)...

↓↓↓

http://www.keyholder.co.jp/dl/20180618_businesspartnership_komon.pdf?s.5b27638d1ddba8f58dfj

 

 

(株)Y&N BrothersとAKSとの関係性(「第三者委員会」報告書より)

↓↓↓

 

 

(株)Y&N Brothersのポジションは、わかりやすく一般社会の言葉で言えば、”外注”さんですね。

 

普通の会社に例えていえば、清掃業者さん、電気工事業者さん、コピー機のレンタル業者さんなどが外注さんにあたります。

 

要するに、外部の業者さんということ。

 

つまり、秋元康氏は、会社のトイレを掃除しにやって来た清掃業者のオッサンとか、電気設備の点検に来たメンテナンスサービスのオッサンとか、そういう立場と同じということ。

 

山口事件直後に、あまりにも無責任とか冷たいとか言われてましたが、まあ、それはそうだったということです。

 

彼が第三者委員会を組織するように動き(第三者委員会の構成員は秋元氏がらみ)、その結果の報告によって一番いいたかったことは、おそらく、このことだったんだろうなぁ...

 

いつも何かあったら叩かれるもんな、秋元康氏は。

 

私は昨日の情報を見て、そう、ピンときました。

 

ひょっとしたら、「第三者委員会報告書」の一番のポイントは、実は、ココだったりするのかもしれません...

 

すなわち、”秋元康氏のアリバイ証明書”、という意味です。

 

 

 

 

さて、今日、記者会見をして、さらにくわしく説明をするみたいですが...

 

 

この説明の場では、新しい事実などは出てこず、昨日、公式サイトに挙がった情報をなぞるだけだと予想します。

 

今後の進展としては、運営として「民事上の法的措置を検討している」とあり、もしその措置が和解ではなく裁判になった場合、裁判の場で男たちが証言させられ、それでよりくわしい事実が明らかになるという可能性ぐらいでしょうか、期待できることとしては。

 

現状としては、「第三者委員会報告書」の中で、”男たちに文書で回答を求めたが返事はなかった”と言っているところがあって、男たちは第三者委員会からの質問書に回答せず、無視しているようです。

 

これだとどうしようもないねー...

 

ネットでは、「第三者委員会」に失望したという見解もありますが、でも、男たちの側が完全沈黙&無視となると、警察のような強制捜査権の無い立場では、それ以上、いかんともしがたいと私は思います。

 

そのへんは司法の場でほじくり返すしかないということですね...

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

AKSの株主は、今は京楽社員でもある代表取締役社長吉成夏子氏...

 

 

ソース元:SKEを売却する際の関係資料より

http://www.keyholder.co.jp/dl/20181113_ske48.pdf?s.5bea4fe00e614104n23k