雑誌・週刊少年マガジンの今週号の表紙はHKT48のメンバーでした。
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HKT48と言えば、「何か優遇されている」という印象を持っている人が多いだろうと思います。
AKBの冠番組への出演、AKB選抜への抜てき度合い、マジスか学園シリーズでの扱い...
それから、全国ツアーという大舞台の設定に、香港や台湾への出張公演...
何かしら、ちょっと扱いが違う...
たった2チームしかないのにかかわらず、HKTメンバーを目にする頻度は多いような気がする...
にもかかわらず、シングルCDの売上は20万枚台程度で、そんなに貢献しているとは言いがたい...
このHKT48の優遇ぶりはいったいどこから来ているのでしょうか...
総選挙1位=2回で今やAKBの顔とも言える指原が支配人になっていることも理由のひとつでしょう。
しかし、それだけでしょうか...
私は少し違う考え方を持っています...
ズバリ言うと、「渡り廊下走り隊」の後継者ではないかということです。
「渡り廊下走り隊」は、AKB第一章において、お姉さん系のAKB主力とは一線を画した”妹メンバーユニット”として発足し、一定の存在感を示しました。
お姉さん系のAKB主力に飽き足らないファンの受け皿として機能していたように思います。
要するに、少女系の嗜好を持つ人たち向けの受け皿ですね...
しかし、その後、「渡り廊下走り隊」のメンバーの年齢が上がってきたことと、HKT48とかぶるようになったため、活動が縮小したように思います。
そして、ついには解散に至りました。
火曜のこのブログで、”フレンチキスの興亡は、乃木坂46の興隆と反比例しているかもしれない”と書きましたが、渡り廊下走り隊の興亡もまた、HKT48の興隆と反比例している側面も無きにしもあらず、と私は思います。
要するに、総合プロデューサー・秋元康氏は、自己のプロデュースするグループやユニットを、できるだけかぶらないようにプロデュースしているのだと思います。
今晩の『Mステ』に出るNMBの最新曲の曲調や選抜メンバーも、その一端を表していると私は考えます。
NMBに独自色を出そうという試みなんでしょうね...
話しを元に戻すと、フレキスも渡り廊下も、AKBの1期・2期に主にスポットライトが当たっていた時代の、乃木坂におけるアンダーライブ的な位置づけだったのかと想像します。
それが、それぞれ、乃木坂にHKT48が同じカラーで台頭してきたために、その役目を終えた...
こういうことなんじゃないのかな、と...
了