テレビドラマ『ペテロの葬列』が昨日3回目を迎えた。
原作は宮部みゆき氏ということだが、この作家は日本人社会にありがちな、人々の心の暗部を描くのが非常にうまいと思う。
昔、この人の作品をいくつか読んだが、 『蒲生邸事件』というタイムスリップをテーマにしたSF作品が印象に残っている...
今回の作品は、突然のバスジャック事件から始まり、犯人が事件の中で死んだあと、人質だった人たちにお金が送られてくるという謎の展開となる...
犯人は、人質たちに、「あなたたちに迷惑をかけて申し訳ないから、慰謝料を払います」と言っていた。
しかし、彼は貧しい一人暮らしの老人だということが、あとでわかることになる。
金持ちの知人や友人などは、ありえなさそうな...
いったい、誰がお金を送っているのだろうか?...
推理小説の要素あり、ホラー的な要素あり、ニートの息子をかかえる町工場の経営者や、主人公で探偵役の家庭事情にまつわる人間模様ありで、小説であればおそらく読み応えが、今回のテレビドラマでも、見ごたえがある、内容の濃い物語に仕上がっているように思う。
久々に、テレビの推理ドラマにはまっています...
原作を読んでないだけに、今後のストーリー展開が楽しみでもある。
主人公の探偵役は、小泉元総理の息子の小泉孝太郎である。
金持ちのお嬢様に婿入りしたという役柄を、うまく演じている、というか、ピッタリとハマっている感じだ。
私が住んでいる東京の下町風景も描いていて、なごませてもくれる...
刑事ものの熱血ドラマでもなく、本格推理ドラマでもなく、独特の味わいのある推理ドラマだ。
了
P.S.
フジテレビの夕方の『スーパーニュース』で発表されていたが、ポルトガルのサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドが、「お台場新大陸」にゲストとして来訪するとか...
そして、番組でも生放送するそうです。
ちょっと、面白そうなので、録画しておこうかな...
なお、ココに参考情報がのってます。
↓
http://www.fujitv.co.jp/newworld/event_cx/stagedaily.html?d=20140722&s=1161