つい何ヶ月か前にこのような話を女の子から聞いてハッと思い出しました。

僕の働いてた店にもガチでいました。

当時は若く生活保護の制度をよく知らなかったので、へー、ふーんだったのですが今思えばとんでもない野郎でした。


そいつは元々昼職かなんかやっていた、パチカス、ヤニカス、チャリカス野郎だったのですが、バツ4くらいしてる正真正銘のヤバい奴でした。

店では一丁前な事言いますが、とにかくホストに相応しくない風貌で、面接した当時の店長が「2日酔いすぎて間違えて採った奴」と公言するくらいのダメホストでした。


無論、売上は13ヶ月間0円。

一生掃除組です。


ヘルプはまずまずですが、とにかく金がなくいつも腹を空かせていて「オムライス食べたい」とあちこちの卓で乞食やってました。

乞食タイムを見つける度に、ビンタをしていましたがそのうちビンタの耐性がついてきて、トリプルビンタになっていきました。


今彼を思い出すと、色々辻褄があってきて本当にヤバいやつだなと改めて思います。


話は本題に移りますが、生活保護を受給しながらホストをやるってどういう神経してるんでしょうか?

本来、生活保護というのはやむを得ない理由があって受けるもの。

様々な事情をクリアして、しっかりと日常の生活にしていく為にある制度ですよね。


彼は思いっきりホストやってました。

売れてはないので薄給ですが、もちろん役所には無申告です。

家賃も光熱費もかからない。

そして、少しはホストの給料とは別にお金も出ています。


こんなのが許されていいわけありません。


実はこっち系のホストって、結構定期的に話に出ていました。

しかも地域もバラバラ。

恐らく日本中にたくさんいるんだと思います。


ホストは一見華やかな世界に見えますが、底辺にはこんなのもいるのがホストの世界です。

ホストは少し前まで社会の外道が集まる世界。

僕がホストをやるもっと前は、今で言う半グレや不良、完全反社が結構普通にホストで働いていたと聞きます。


その名残はだいぶ減りましたが、根本的な部分はまだまだ社会のセーフティネット的な立ち位置で変わりないと思います。


生活保護は、収入がある場合は申告が必ず必要です。普通にやっちゃダメな事なので、もし周りにこういうホストがいたら通報しましょう