前回の記事で散々毒を吐いてしまいましたが、個人的にはホストという仕事は個人で打開しないといけない仕事であると考えています。


店ぐるも大切ですが、店ぐるまで持って行くのは個人の力です。

「店が好きだから通ってる」という女の子は多いですが、本質的には担当が好きだからが店が好きになれるのです。

それ言われたら恥ずかしいから店が好きって言うんだよね、わかってるよ。


どうも、ケイトです。

今回のテーマは群れるホストと1人で仕事をするホストの違いについてお話します。


  群れるホストとは?

これは誰かがいないと力を発揮出来ないホストです。自身の指名卓では常にヘルプを多く着けて、皆んなでガヤガヤさせてるホスト。

天敵のスズメバチが襲来してきても、全員で敵を囲い高音の熱でやっつける日本ミツバチみたいな売り方を好むホストです(どんなやねん)


群れるホストは人間的な繋がりを大事にします。僕が働いていた店の元代表の人は完全に群れる人でした。

いつも誰かといないと寂しくて不安で、大事な決断は人任せな彼は、群れるホストの特徴そのものです。

こっち系のホストは群れないホストを嫌います。

「あいつはわかってない」「1人じゃ仕事は出来ないんだ」と言って仲間意識の強要をしてきたりします。「個」を大切にする現代では古臭い考えですが、まだまだ存在します。


群れるホストはキャストであれば、ぶっちゃけ別に良いと思ってます。

売上に直結するならそれも正解です。


ただ代表は違いますよね


代表が群れるタイプだと皆んなに好かれたいから方向性がコロコロ変わるし、馬鹿みたいな非合理的なローカルルールが適用されたりします(店売目標達成しなかったらNo. 1も掃除とか)


なんで、ここまで人に依存してる代表を嫌ってるかというと、普段から"仲間仲間'と田舎の暴走族みたいな事語るクセに大事な時は責任を取らないからです。


そう売掛です

従業員は「大事な仲間」「大切な友」と騒いでるクセに、そのうち1人が多額の売掛を飛ばれた時どうすると思いますか?


そりゃ助けるでしょ!だって仲間じゃん!



「売掛を飛ばれたのは自分のせいだろ?ちゃんと全額返せよ」


ホストの世界はこうなります。

ここがどうしても許せないホストの文化なんですよね。


都合の良い時は仲間で、都合が悪くなれば「仕事だから」と割り切り始めます。


売掛の最終的な許可を出すのは大体、代表です。

そうでなかったとしても責任を取るのが代表の仕事なので「知らなかった」では済まないのです。


売上をあげる為に仲良しこよし!

どんな奴でもウェルカムさ!

社会からはみ出た外道共!

俺と一緒に出航だー!


こういう人ってキャストを管理しやすいので、仲間意識で洗脳させる人多いんですよね。


けど、その乗組員が売掛飛ばれると「仕事だから」と突き放します。

売掛飛ばれてパンクするホストが現れても、そいつが飛ぶ事は許しません。それは違うだろとなります。


世の中、仲間と言う割には責任を取らない上層部ばっかりです。


聞いていて恥ずかしくなる、自分に酔った気持ち悪い演説を普段から行い「俺たちは仲間だから」と仲間意識を強要させて、自分に都合の悪い部分は全て逃げる。


これがクソ外道の雑魚代表です。

ホストのキモい文化だと思います。


いかに聞こえが良いようにやり通すかが全てなので、最後の最後に逃げるのがホストっぽさでもあります。


茶番的な夜の世界なので当たり前っちゃ当たり前ですし、時代もあったとは思いますが、こういう薄っぺらい人情ごっこは辞めた方が良いと思います。


ホストは結局最後は1人でどうにかしなくちゃいけない。上手くいかない時期も客関連のトラブルも、店やヘルプのせいにしない。

担当なら全ての事に責任を持って仕事を全うする。


茶番をやるなとは言いませんが、

代表や店は、最後にキャストを裏切ります。

これが夜の世界、そしてホストです。


この記事で何が言いたいかと言うと、同じ店のキャストは仕事仲間であるとしっかり認識する事です。

同じ野望を持って、同じ目的を持つパートナーである。

決して全てを許せる友達になってはいけない。


そして代表はあくまでも代表という職種であると理解する。

パフォーマンスで放つ言葉を信じない。


今回のホスト規制では様々な事がありました。

この背景には「店売りの為に」とキャストや姫達にプレッシャーばかりかけていた代表や店側の責任も大いにあると思っています。


最後の責任、自分は一切取らずに美味しい所だけ持っていく気でしょうか。


男見せましょうよ「仲間なんだから」


以上です。

※全てのホストの代表がダメな訳ではありません